ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

Apple Vision Proのアクセシビリティを見る - コントロール

Apple Vision Pro Tips Advent Calendar 2024の18日目です。

カレンダーの記事一覧はこちら。

今日からは3回シリーズで「アクセシビリティ」についてまとめます。 今回はコントロールです。

  • 概要
  • コントロール
  • 滞留コントロール

コントロールとは

コントロールはApple Vision Proのカーソルに相当する、選択をするための動作です。

既定では視線になっており、このほかに頭、手首、人差し指の選択が可能です。

Apple Vision Proでは視線での操作を基準に体験が作られていますが、視線操作は慣れないと難しいこと、他のデバイスでの操作体系に慣れている場合などは、コントロールを変更できます。

例えば「コントロール」を「頭」に設定し頭の動きでカーソルの操作が可能になり、「ポインタコントロール」を「ON」にすることでカーソル位置が表示されるので、どこにカーソルがあるのか一目でわかります。操作体系としてはHoloLens 1に近いです。

同じように「コントロール」を「手首」にするとMeta Quest 3のハンドトラッキングの操作に近くなります。

さらに「奥行き光線を表示」を「ON」にすると、手から光線が表示されるので、選択されている場所がよりわかりやすくなります。

まとめ

このような形で使いやすさによって幾つかの操作体系があります。

「コントロール」を「頭」や「手首」、「人差し指」にすると視線の調整が不要になります。

これは別途、体験方法のウラワザ的な回で再度利用します。