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HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

Apple Vision Pro のゲストモードについて

Apple Vision Pro Tips Advent Calendar 2024の12日目です。

カレンダーの記事一覧はこちら。

12日目は、Apple Vision Pro を他の人に体験してもらうための設定であるゲストモードについて紹介します。

Apple Vision Proは虹彩認証やパスコードなどいくつかの認証がかかっています。そのため、他の人に体験してもらうには、この認証を突破する必要がありますが、パスコードなどを教えることはできません。

他の人にApple Vision Proを貸して装着する時は「ゲストモード」に切り替えて、手と目の設定を行って利用を開始します。

本日はこの手順についてまとめます。

ドキュメント

support.apple.com

ゲストモードへの変更手順

コントロールセンターから「ゲストユーザ」を選択します。

ゲストモードで起動可能なアプリを設定します。特定のアプリのみ利用可能にするか、すべてのアプリを利用可能にするか選択ができます。

「開始」ボタンを押したらApple Vision Proをゲストへ渡します。

このあとはゲストが装着してキャリブレーション、ゲストの体験となります。

一度ゲストが装着たあとにApple Vision Proを外すと通常モードに戻ります。再度ゲストモードにする場合には最初から操作を行います。

なお、ゲストにApple Vision Proに渡したあとはどのようが状態か外部では把握できないため、別途AirPlayで画面を共有しておくと便利です。

(以前までは、ゲストモード以降の画面にAirPlayの設定もありましたが、現在はなくなり、個別に設定するようです)

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ゲストモードのキャリブレーション

通常のキャリブレーションと同じように手と目のキャリブレーションを行います。終了するとゲストモードで利用可能になります。

手のキャリブレーション

目のキャリブレーション

まとめ

明日からは4回シリーズで「設定」についてまとめます。

明日は全体概要について、そのあとは特に重要な項目について紹介します。

  • 概要
  • 目と手のキャリブレーション
  • ペルソナ
  • 空間