Apple Vision Pro Tips Advent Calendar 2024の16日目です。
カレンダーの記事一覧はこちら。
今日からは4回シリーズで「設定」についてまとめます。最後の記事は「Optic IDとパスコード」です。
- 概要
- 目と手のキャリブレーション
- ペルソナ
- Optic IDとパスコード → 本記事はここ
Optic ID
Optic IDは「虹彩認証」と呼ばれ、目の虹彩を使って本人の認証を行います。 Apple製品では指を使うTouch ID、顔を使うFace IDがあり、それらの認証方法に追加された形になります。 Optic IDを利用することで、装着した時や購入時に目が開いた状態であれば認証されるようになり、非常に楽です。
ここではOptic IDの設定について見てみます。
ドキュメント
Optic IDの設定
Optic IDは前提としてパスコードを設定します。何らかの理由で虹彩を認識できなかった場合にはパスコードで認証を行います。
Optic IDの登録は設定で該当メニューを開き追加すると瞬時に完了します。
設定画面ではOptic IDを使う認証のON/OFFを設定します。
設定画面下部ではパスコードのON/OFFの設定もできます。
後日、パスコードをOFFにする使い方も紹介します(当然セキュリティ度合いも下がるので、登録するApple IDやデータはリスクの少ないものにします)。
設定項目に「Optic IDを利用するiPhone」という項目があります。
これは、Apple Vision Proを起動、再起動の際、本来であればOptic IDではなくパスコードを入力しますが、近くにApple Vision Proと同じApple IDを設定したiPhoneがあれば、最初からOptic IDを利用してロックの解除ができる。というものです。
(個人的には、Optic IDが設定されている場合にApple Watch装着時のようにiPhoneのFace IDをスキップできると、Apple Vision Proを装着時のiPhoneの使い勝手が上がると思うんですけどね。)
まとめ
設定ではApple Vision Pro特有の項目がいくつかあります。
いろいろ試してみてください。
明日からは「アクセシビリティ」について記載します。