Apple Vision Pro Tips Advent Calendar 2024の17日目です。
カレンダーの記事一覧はこちら。
今日からは3回シリーズで「アクセシビリティ」についてまとめます。 初回は概要です。
- 概要
- コントロール
- 滞留コントロール
アクセシビリティ概要
Apple 製品がどれもアクセシビリティ(使いやすさ、便利さ)に力を入れており、Apple Vision Proでもアクセシビリティはリリースの段階からきちんと入っていました。
Apple Vision Proでのアクセシビリティは、AssistiveTouchによって物理ボタンを使用せずApple Vision Pro内のUIで代用できる機能や、カーソルを視線以外にする、選択をタップではなく注視にすることで腕が使えない方でも利用可能にする。といった形です。
今回のシリーズではカーソルを視線以外にする、選択をタップではなく注視にするという設定について記載します。
これらの設定を行うことで、視線を使わないため設定が不要で頭の動きだけで操作が可能、タップを使わないため腕を使わないでの操作が可能。となり、頭だけ動けばApple Vision Proの操作ができるようになります。MacやiPhone, iPadでも「ハードウェアを持って操作する」ということは必要でしたが、Apple Vision Proではかぶった後は頭以外の動きは不要。という状態まで設定できますので、体が不自由な方でいままでコンピュータの恩恵を受けることが難しかった方も利用ができます。
ドキュメント
まとめ
明日はトラッキングモードについて記載します。