- 作者: マイケル・E.ガーバー,Michael E. Gerber,原田喜浩
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2003/05/01
- メディア: 単行本
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確かに良い本でした。技術者からマネージャー、(独立して)経営者になろうと思ってる方は一度読んでみてはいかがでしょうか。
本書では「会社を経営すること」とはどのようなことなのか。ということが書かれています。しかし、ここで書かれていることは会社を経営するだけにとどまらず、「チームで何かを成し遂げる」際に有用なことが書かれているように感じました。というか、どこかで聞いた単語が多いですね
職人(技術者)が会社を経営するために考えるべきことがびっしり書かれています。
しかし冒頭にも書いた通り、これらは何も会社を起こしてからでないとできないことではなく、役職がつく(マネージメントの必要がでてくる)段階からでも始められることが多くあります。
会社に属しているということは、守られていること、リスクが少ないことです。その中で会社経営に必要な思考を身に着ける訓練ができることはとても幸せなことなんだと思います。
この本は海外の訳書ですが、ちょうど昨日公開されたこのエントリでも同じようなことが書かれており、合わせて読むときれいに自分の中に落ちてくるのではないかと思います。
「聞いたことは忘れてしまうが、見たものは記憶に残る。
しかし、自ら実践しないかぎりは、何も理解することはできない」