ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

無料のUnity 5 PersonalでIntel RealSense SDKを動かす

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無料のUnity 5 PersonalでKienct SDK v2を動かす」に続いてIntel RealSense SDKをUnity 5 Personalで動かしてみます。

Intel RealSense SDKについては、少し前の記事ですが、こちらを参照ください。

現在はGoldバージョン(正式版)のR2となっています。

なおRealSense SDKはUnity 4.6.3p1の段階でFree版に対応しています。

RealSense SDKのUnityパッケージは、インストールフォルダ(規定ではC:\Program Files (x86)\Intel\RSSDK)の「framework\Unity\RSUnityToolkit.unitypackage」にあるので、これをインポートします。

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Unity 5は32bit版と64bit版がありますが、RealSense SDKのUnityパッケージは32bit版用に作られています。そのため、32bit版のUnity 5では問題なく動作しますが、64bit版のUnity 5ではDLLが読めなくなります。

回避策として「RSSDK\bin\x64」にあるlibpxccpp2c.dllを、Unityの「Assets\Plugins」にコピーするか、次のように構成します。これで32bit/64bitの両方で動作するようになります。

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