少し前(2/9)に Intel RealSense SDKの更新がありました。
今回から表記が変わったのか「Intel RealSense SDK 2016 R1」となっています。年号+リリース番号のようです。内部バージョンは8、インストーラーはR6となっているので、ちょっと不整合があるようです。
今回はSDKのほかに上記ダウンロードページから
- SR300のDCM
- R200のDCM(v2.1):リリースノート
もダウンロードできるようになっています。
R200については、SDK 2016 R1の要件がDCM v2.1なので、更新の必要があります(古いバージョンではカラー以外取れませんでした)。なお、v2.1のインストーラーでうまくインストールできないPCがあり、一つ前のバージョン(2.0.3.53109)を入れて、v2.1を入れたところ更新されました。
今回の更新を並べてみます
- R5で外れていた音声認識が戻った
- 表情認識がなくなった
- R200がUWP対応した
R200のUWP対応
R200のDCM更新によって、R200がUWP(Universal Windows Platform)に対応しました。
以前のビルドでSR300がUWP対応していたので、フロント、リアともにUWPがる買えるようになりました。
UWPのサンプルは「$(RSSDK)\framework\UWP」にあり、Stream、Face、Blobの3種類があります。R200で試したところ、Streamは動作して、FaceおよびBlobは動作しませんでした。
SR300
2016 Q1というアナウンスのSR300ですが、先週2/20ごろに購入できるようになりました。
2/24 11:50現在でIn Stock、価格は$99/1台で別途Shippingと関税の費用が掛かります(両方合わせて5,000円くらい)。
一覧からF200が消えてるので、フロントはSR300になるのでしょうか。
ちなみに、Project Tangoが使える「Intel RealSense Smartphone Developer Kit」もありますが、発送先がUSのみのようです。