来年1月のCESでKinectのチップの開発元であるPrimeSense社が新しい小型のDepthセンサーを発表すると話題になっていましたが、今朝ほどOpenNIとNITEの新しいバージョン2のベータ版が公開されています。
とりあえずインストールしてドキュメントを見てみたところ、機能的には従来のままでAPIが洗練されたような感じですね。WindowsではKinect for Windows SDKを通してKinectもそのまま利用できるので、KinectをそのままNITEで利用できました。
機能概要
ドキュメントおよびヘッダーを見ていると、機能的には次のようです。
- OpenNI2
- 画像データの取得
- Color
- Depth
- IR
- デバイスの抜き差し
- マルチデバイス
- デバイスの列挙
- データの保存と再生
- ClosestPoint??
- 画像データの取得
- NiTE2
- ユーザーの検出
- スケルトンの検出
- 手の検出
- ジェスチャー
- Click、Wave、Hand Rise
- ポーズ
- Psi、クロス
リリースノート
インストールされたドキュメントにあるリリースノートを見る限り、次のようになっているようです。
- 最小要件
- OS
- Windows XP (32/64) with SP2 and above, Windows 7 (32/64)
- Ubuntu 12.04 (32/64) and above
- OSXは後程らしい
- CPU
- メモリー
- 64MB 以上
- USB 2.0 ポート
- 開発環境
- Microsoft Visual Studio 2008 and 2010. The compiler can be MSVC compiler or an Intel Compiler 11 and above.
- GCC 4.x
- サンプルアプリケーションの要求するグラフィック環境
- OS
- Change Log(OpenNI 2.0.0)
さわってみた
OpenNI2 Beta
- OpenNI2(Beta) 入門(1) :Colorカメラの画像を表示する
- OpenNI2(Beta) 入門(2) :DepthカメラのIR画像を表示する
- OpenNI2(Beta) 入門(3) :Depthカメラの距離データを使ってみる
- OpenNI2(Beta) 入門(4) :接続されているデバイスを列挙する
- OpenNI2(Beta) 入門(5) :接続されているデバイスをすべて利用する
- OpenNI2(Beta) 入門(6) :デバイスの挿抜を認識する
- OpenNI2(Beta) 入門(7) :データの記録と再生