Windows 10 Anniversary Updateに合わせて、HoloLensにも更新がきました。
詳細はこちら。
前回の更新は2016年5月に行われています。
バージョンは5月の14342から14393に上がっています。
新機能
新しい機能は次の3つです。
- プロセスにアタッチしてデバッグ
- HoloLensエミュレーターの更新
- ゲームパッドのサポート
プロセスにアタッチしてデバッグ
起動しているHoloLensアプリケーションに対して、Visual Studio 2015 Update3からデバッグで接続できるようになります。
HoloLensエミュレーターの更新
あたらしいHoloLensのバージョンでのエミュレーターに更新されています。
ゲームパッドのサポート
Xbox One S用の「Xbox Wireless Controller S」でのBluetooth接続が、新たにサポートされています。日本でのXbox One Sの発売は未定なので、今のところ関係なさそうです(HoloLensも同様ですが)。
その他のアナウンス
HoloLens購入枠の拡大
購入の優先順位がつけられていたWaveが6まで到達し、HoloLensのサイトから普通に買えるようになりました(米国、カナダ在住のみというのは変わらず)。いままで開発者のみだったものが、企業も購入できるようになったのは大きな前進ですね。1アカウントで5台まで購入できるようになったことも良い変化です(Waveでは2台まで)。価格、ハードウェアの仕様については、変更ないようです。
Microsoft HoloLens Commercial Suite
HoloLensが企業向けに販売されるということで「Commercial Suite」が新たに加わりました。
ハードウェアはDevelopment Editionと同じで、OSが変更になっているようです。
Commercial featuresを見る感じでは、OSのライセンス変更(Windows Holographic Enterprise)により、Commercial Suiteになるようです。
Release notesから引用