ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

Kinect for Windows ファースト・インプレッション


一足早く Kinect for Windows がきたので、いろいろいじってみました。
昨日Microsoft Storeで買った人も、すでに発送が始まったようなので、週末には届きそうですね
早速いろいろ触ってみたので、雑感など書いてみます。

外観など

見た目はほとんど for Xbox と変わりません。ロゴが変わったくらいですね


相変わらずAUXコネクタで、すこし形状が違います。USB/電源ケーブルもちゃんとついてます...
確かなんで違うかという情報があった気がしますが、どこにあったか忘れました...

Near モード

Kinect for Windows のみの機能である Nearモードも試してみました。
より詳細な解説はこちらをどうぞ


Nearモードについて(いまのところ)

  • 40cmの距離から、プレーヤーやスケルトンの認識ができる訳ではなさそう
  • 一度プレーヤーやスケルトンを認識すると、Default(通常)モードよりも近くまで認識し続ける
Kinect Explorer

サンプルの Kinect Explorer で試してみました。Depthの範囲が変わっているのがわかります。
また、Nearモードでは解説の通りスケルトン・トラッキングは1カ所のみでした。

  • Default(通常)モード
  • Nearモード
パラメータ

次にパラメータを見てみます。
Default(通常)モードとNearモードで値が変わっているのがわかります。ただ、TooNearが0になっているのが、解説とは違うようです。

  • Default(通常)モード
  • Nearモード

Kinect for Windows ユーザーランタイムについて

実装したアプリケーションを、ユーザーのPCで動作させる場合は、ユーザーランタイムを利用します。
ランタイムはSDKに同梱されているほか、MSのサイトからもダウンロードできるようです(直リンク)

インストール

インストール手順はSDKと同じですが、ライセンス条項が異なっています(SDKもランタイムも、ライセンス条項は日本語化されているのですね)


Kinect for Xboxを差すと...

で、SDKでは for Xbox の使用は可能、ランタイムでは不可ということで、どうなるのか試してみました。
for Windows はConnected、for Xbox は Not Supported となり、確かにランタイム上では利用できませんでした。

まとめ

たぶんfor Windows と for Xbox の違いはNear モードとランタイムでの動作だったと思います。
他にもあれば追加します。