TLみてると、結構多くの人が Kinect for Windows SDK に興味を持っているようですね。
僕も相変わらず楽しんでますが、せっかくなので資料を作ってみました。内容はblogエントリをまとめたくらいですが、概要から入れてあります(自分のセミナー資料も兼ねて)。
下の方に置いておきます。
Kinect を使うとどんなことができるのか?という方は、こちらをご覧ください
その前に、いくつか気になったことがあったのでまとめてみます。
この内容は、間違いないことを保証するものでは無いことだけご了承ください。また、状況によって内容を変更する可能性もあります。
Kinect for Windows について
- Nearモードが使える
- 商用利用ができる
- 今後SDKがアップデートされても、たぶん全機能が使える
仕事でKinectを使いたい場合は、迷わずこちらですね。

マイクロソフト 【商業用】Kinect for Windows センサー L6M-00005
- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- 発売日: 2012/02/01
- メディア: Personal Computers
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Kinect for Xbox 360 について
- Kinect for Windows SDK は無償で配布されてる
- Kinect for Xbox 360 は開発時や個人用途に限りKinect for Windows SDKで利用することが可能
- 商用利用や、ユーザー・ランタイムでは使えない
- 本来 Kinect for Xbox 360 は Xbox以外に接続すること、商用利用はNG(SDKが例外)
ホビー用途や、とりあえず始めてみたい人は Kinect for Xbox 360 を購入してみてはいかがでしょうか。\11,000 くらいです

- 出版社/メーカー: 日本マイクロソフト
- 発売日: 2010/11/20
- メディア: Video Game
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Xtion と OpenNI について
- Windows 以外(Mac, Linux)で利用可能
- Android でも利用可能
- 外部電源が不要(USBバスパワーで動作する)
- Kinect に比べて小さいので持ち運びやすい
- NITE というミドルウェアでジェスチャーを認識できる
- Kinect for Windows SDK ほど高性能のCPUを要求しない
Windows 以外の環境や Android では Xtion 一択になりそうですね。Amazon をみると \22,000ほどになっているので、Kinect for Windows SDK よりは(多少)懐に優しいですね。

ASUS TeK PC用モーションキャプチャデバイス+開発者向けキット/Xtion PRO LIVE XTION/PRO/LIVE
- 出版社/メーカー: ASUSTek
- 発売日: 2011/11/18
- メディア: Personal Computers
- 購入: 1人 クリック: 2回
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詳細な比較は、こちらをご覧ください
Kinect for Windows SDK 入門
とりあえず画像系の基本だけざっくりまとめました。
より詳細な情報や、応用的な使い方は本に書きましたので、そちらをご覧いただけるとうれしいです。
内容としては、概要と2/1のエントリをまとめたものです。英語の資料としてMSが出しているQuickStartもありますが、まぁ日本語の資料ということで参考まで。
スケルトンまでやると、とりあえずやった気になれますw
より詳細な情報
本を書きました。
Kinect for Windows SDK の C# 向け入門書籍を書きました - かおるんダイアリー

KINECT for Windows SDKプログラミングC#編
- 作者: 中村薫,宮城英人,田中和希
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2012/03/01
- メディア: 単行本
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