ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

Tech Fielders セミナー 東京 「Kinect for Windows SDK をつかおう!」に参加しました #mswinux #shibuya_ni

Tech Fielders セミナー 東京 「Kinect for Windows SDK をつかおう!」に参加しました。主宰のMSの方々ありがとうございました!
セミナー概要はないのですが、当日のツイートをまとめました
Tech Fielders セミナー 東京 「Kinect for Windows SDK をつかおう!」 #mswinux - Togetterまとめ

Ustreamの録画もありますので、見逃した方はこちらからどうぞ
UX-TV on USTREAM: Visual Studio を愛してやまない日本マイクロソフト エバンジェリストチームによる 「VS魂 100連発」(ぶいえす だましい 100 れんぱつ)。 (Twitter ハッシュタグは #VS100 にて) Visual Studio 2012 の多彩な機能を、...

今日のテーマ

セミナーとしてはとても楽しく、学びや発見も数多くありました。
しかしながら正直、主催者側のテーマが見えておらず(Kinect SDKの紹介ではありましたが)、出席者の興味は既にSDKの概要ではなく、「非商用」のライセンスにあったようです。
また、全体を通してMS側としてKinect SDKをどのように位置づけ、どのように育てて行くかというコンセンサスはとれていないように感じました。


MS SDKのβにしても、隠し続けていたわりには。。。というのが率直な感想なので、ビジョンが定まっていないのであれば、いっそ情報をオープンにして、ユーザーを巻き込んでしまったほうが良いのではないかと思いました。
実際、Kinect自体は、素晴らしいデバイスで、今まで出来なかった数多くのことが出来るようになる、イノベーションの塊だと思っています。そんなKinectを公式にサポートするのであれば、それくらいの前準備は必要なんだと思います。
Kinectが素晴らしいだけに、環境が成熟しないことがもったいなくてたまりません。。。

MS SDKのライセンス

基本的にはFAQを見てねー、ということで若干残念ではありました。
Kinect for Windows
とはいえ、川西さんのセッションおよび、質問から見えてきたのは以下の通りです。ただし、これもMSの公式見解ではないので、実際は随時確認する必要がありそうです。

研究、教育、個人用途に限り使用可能。ランタイムの再配布はできない。
可能なのは、デモの共有、教室での教育(有償を含む)、企業向けのセミナー(有償を含む)、無償のアプリ、プロトタイプアプリ、デモアプリの体験をビジネスにする

要は、「アプリを有償で配って、ユーザーに使ってもらう」以外の用途であれば、基本的にOKということらしいです。
基本的にということで、この辺りはグレーゾーンらしくMS内でもコンセンサスはとれていない状態のようです。

収穫

あまり情報が出ていない音声のあたりの話を詳しく聞けたのが収穫でした。
APIレベルではいまいち理解できなかったのですが、説明を聞いてAPIとのマッピングは出来たように思えます。


また、@さん、@さん、@さん、@さん、といった、Kinectを始めてから知り合った方々とお会いできたことが収穫でした。
とくに、@さん、@さんは会場にいるのを知らなかったので、嬉しい誤算でした。
本を出したことで、また今までとは違った新しい人たちとつながりをもつことができた、ということが自分にとってとてもウレシイことなので、今後ともよろしくお願いします:-)