Spatial Perceptionを使うと、HoloLensが認識した空間をメッシュ化して、あたり判定ができるようになります。
HoloLens(エミュレーター)が認識した空間を走り回るユニティちゃん
現実空間の情報を使うため、そもそも認識した空間がどこなのか見えなかったり、開発やデバッグどうすんだ?という話があったりします。
そのあたり今の経験上でのことを書いておきます。
Spatial Perceptionの準備
Holograms 101Eのチュートリアルにもある通り、Unityで作る際には「Spatial Mapping」プレハブを入れるだけです(マテリアルの設定はありますが)。
あとCapabilityで「SpatialPerception」にチェックしましょう。
これでアプリに認識した空間のワイヤーフレームが表示されます。
どんな空間なのか?
で、どんな空間にいるのか知りたくなります。
Device Portalで「3D View」を開きます。
「Surface reconstruction」の「Update」をすると、認識した空間を3Dモデルにして表示してくれます。
これを「Save」すると空間の情報をobjファイルにしてくれます。
このobjをUnityに入れると空間情報が取り込まれるので、開発の際に利用できるようになります。
原点の位置や縮尺がわかってませんので、それを入れてあげるとよりリアルになります(Forumにあったの見たけど忘れた。。。)