先日Intel RealSense SDKがリリースされ、RealSense用センサー内蔵のPCの発売も発表されました。先にも書いた通り、RealSesne SDKの一部の機能(RGBカメラや顔検出、音声関連機能)は専用のDepthカメラがなくても使用することができます。
Unity用のパッケージも用意されているため、その設定手順について書いていきます。
RealSesne SDKをインストールすると、インストールフォルダ(C:\Program Files (x86)\Intel\RSSDK)以下「framework\Unity」に「RSUnityToolkit.unitypackage」が配置されます。これがUnity用のパッケージです。
これをインポートします。
するとコードにエラーがいくつか出るので、エディターで編集します。
音声認識について、どのエンジンを使うかという選択で(おそらく文字コード)エラーが出ています。R2では英語の音声認識エンジンのみの対応なので、他の言語はざっくり消してしまいます。
これでエラーはなくなりました。
付属のサンプルはDepthを使うものばかりなのでRGBカメラの画像を表示するサンプルを作ってみます。
HierarchyにQuadを追加し、ScaleをX=-4、Y=-3にします(4:3の画像なので。あと、X,Yで反転させる)。Main Cameraを適当な位置に移動します。
「Assets\RSUnityToolkit\Internals\Materials」にある「UnlitMat」と「Assets\RSUnityToolkit\Internals\Actions Utils」にある「DrawImages」をQuadに追加します。
これを実行するとWebカメラの画像が表示できます。
SDKの使い方はDrawImages.csを見ればなんとなくわかると思います。SenseToolkitManagerクラスが全体を統括していて、その下にカメラ画像や顔検出などの機能が入っています。