先日、西武園遊園地のKinectアトラクションである「ミライセンシ」を体験してきました。
ミライセンシは遊園地内のさまざまな謎を解いて得られるカードを集め、ラスボスを倒すアトラクションです。Kinectを使ったアトラクションは、そのラスボスとの対峙で使われています(今回は、特別に最終アトラクションのみを体験させてもらったため、途中のカード集めは行っていません)。
写真を見ての通り、とても広い空間で敵と対峙し対戦します。プレイヤーは1人から3人で遊ぶことができ、収集したカードでプレイヤーの職業、武器、盾、アイテムが決まります。
攻撃は職業ごとに決められたポーズをとることで、技を繰り出すことができます。もちろん、敵からも攻撃が仕掛けられるので、ジャンプして避けたり、盾を使って防いだりすることができます。
そしてクライマックスでは、参加プレイヤーみんなでポーズを合わせて技を発動することで、必殺技を出すこともできます。
何回かプレイしましたが、3人プレイでみんなほぼフル装備の状態でもぎりぎりの勝負になるような絶妙なバランスです。プレイ時間もちょうど良く、短すぎないが、もう少しやりたいと思わせる配分になっています。
ポーズの検出も緩めに設定されているようで、簡単に技を出すことができます。しかし、最後の合わせ技は結構難しく、これを決めないとセンシレベルが最高にならないので、ぜひ最高レベルを目指して対決してみてください。
このアトラクションは3月末から稼働していたそうです。
2月のSDK正式版リリースから2ヶ月ほどで、これだけ楽しめるアトラクションが出てきたことは正直驚きです。
今回のKinect for Windows およびSDKのリリースに対する日本の開発者の動きは、私が知っている限りにおいてとても早く、すでにいくつかのアウトプットが出ているようです。
このようなKinectを使ったアトラクションが今後もたくさん出てくることを願っています。