ぼちぼち来週からのトレーニングの資料を作っていますが、せっかくなのでReVIEWを使おうかと思っています。ReVIEWについてはこちらから情報を見てください。
上記ではWindowsを使っていますが、WindowsだとPDF変換が(LaTeXあたりで)大変らしいのでUbuntuで構築することにしました。最初は手元の環境に作ろうかと思ったのですが、Azure VMをのぞいたらUbuntuがあったので、ここに構築することにします。
Azure VM上のUbuntuでいちいちビルドするのは選択肢としてないので、Jenkins氏にも出張ってもらいます。リポジトリはTFService Previewを使いたかったのですが、Jenkins氏のTFSプラグインがTFS 2012に対応していなさそう(要は動かなかった)ので、githubにしています(privateリポジトリ作っちゃった)。
なぞるわけではないですが、ざっくりやった手順をまとめてみます。手順は次のようになっています。
AzureにVMを作る
Azure VM でUbuntuのインスタンスを作成します。
Jenkins氏用のポートを開く
起動したUbuntuは SSH 用のポート以外閉じていますので、これを開きます。この設定はUbuntu上ではなく、Azure の管理ポータルから行います(しばやんさん、ありがとうございます!)
SSHでつなぐ
TeraTermなどでUbuntuに接続します。接続先のURLはAzureの管理ポータルにあります。
いろいろ入れる
- ReVIEWを使うためのRuby一式(こちらを参考にしました。 http://www.hrykozw.com/blog/archives/390 )
- ReVIEWに必要なもの一式
- sudo gem install review
- sudo apt-get install zip
- sudo apt-get install texlive
- ReVIEWをビルドするためのJenkins氏たち
- sudo apt-get install git
- sudo apt-get install jenkins
- こちらを参考にしました:http://d.hatena.ne.jp/absj31/20110208/1297099500
- ただし、実行はサービスではなく、ログインユーザーで行っています(サービスで実行した場合のgitの設定がよくわからなかったので)
各種設定
- ReVIEWの動作を確認します
- Jenkins氏の設定を行います
以上でAzure上でReVIEWをビルドする環境ができました。これでどこでも成果物にアクセスできるので、とても嬉しいですね。
やりたいこと
積み残しです
- PDFの出力がうまくできない(←切実...)
- Jenkins氏をサービスで動かしたい
- リポジトリをTFService Previewにしたい