10/4に行われた、日本でのVisual Studio 2012のローンチイベントである「Developer Camp 2012 Japan Fall」に参加してきました。
キーノートも含めて全セッションのUstreamはこちらから見られるようです。
1日目は会場でキーノートから長沢さんのセッションまで、2日目は全セッションをUstで聞いていました。
全体を通しての感想は、Visual Studio 2012の機能レベルの進化がとてもすごいこと、MS内部のプロセスがかなり洗練されていることが挙げられます。
Visual Studioも含めて多くの製品が、より短期間で機能的な更新を行うようになっているようです。少なくとも去年のALM Summit以降、MSが「Continuous Delivery」をうたっていることを知っているのですが、MS内部の製品、それもVisual Studioという巨大な製品にまで適用できる段階に来ていることに驚きました。
Widows 8 と Azure系のセッションが多かったのですが、Azureについても新しい機能がどんどん追加されており、利用用途が広がる反面、Twitetrのタイムラインを見ていると執筆者泣かせの雰囲気ですね。
個人的に残念だったのは、ネイティブC++のセッションがなかったこと、開発には注力しているがテスト関連のセッションがなかったことでしょうか。
Visual Studio 2012では次のような、開発を後押しする機能が数多く含まれています。前線だけではなく、このような後方支援の機能もプッシュすることでソフトウェア全体の質があがってくるので、こういった機能にも公の場でスポットを当ててもらえたらなぁと思います。
- C#の単体テストプロジェクトの強化
- ネイティブC++の単体テストサポート(C#の単体テストプロジェクトとほぼ同機能)
- C++のインテリセンスの強化
- C++11の追加サポート
- ExpressエディションでのTFSサポート
この辺りはコミュニティでも話したりしているので、できる範囲でカバーできればと考えています。