ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

Hudson勉強会 〜日本ビルド職人の集い〜 に参加しました #hudsonstudy

先週の金曜日に行われてたHudson勉強会 : ATNDに参加しました。

主催の川口さん、司会のさぼてんさん、とりまとめのikikkoさん、発表者のみなさん、などなど楽しい勉強会をありがとうございます!

自分の観測範囲内での当日の様子、まとめ、感想などはこちらです。みなさんの素敵なまとめがありますので、僕は自分とHudsonとの関わりなどつらつら書こうと思います。

Hudsonさんとのお付き合い

僕とHudsonさんとの出会いは2008年8月15日までさかのぼるようです(Hudson を始めました - かおるんダイアリー)。勉強会で飛び込みLTしたかぬさんからもあったようにTracLightningにはHudsonも含まれているので、それを使い始めたんですね。


その後、本格的なおつきあいを始めたのは2008年12月11日からです(Hudson をちゃんと始めてみようと思います - かおるんダイアリー)。


そう考えるとHudsonさんとのお付き合いももうすぐ2年ですね。今の僕に取ってHudsonさんはなくてはならない存在です。
Hudsonを使うとモテというのが共通認識のようですが、よくよく考えるとHudsonさん自身がモテであり、僕らはその恩恵を受けているのにすぎないのかもしれません。


Hudsonさんにはいろいろな環境のビルドをしてもらってます。
今までに使った環境を挙げてみましょう。

仕事柄Web系ではなくWIndows系や組み込みですが問題なく(というかないと困るレベルで)使えてます。もう、何でもアリですね。

Hudsonさんのどこが好きですか?

  • シンプルなところ
  • 簡単にビルド設定ができるところ
  • プラグインで簡単にやりたいことができるところ

etc...

挙げたら切りがありませんが、昨今のソフトウェアは多機能、高機能をうたってはいるものの、その多機能のおかげで使いこなせない。という事が多いと思います。

Hudsonは素の状態であれば、リポジトリからソースを持ってくる、ビルドする、成果物ができる。という設定だけでいいので、導入や使えるようになるまでの敷居が低いと感じます。慣れてきたらやりたい事をプラグインから探して少しずつ機能を増やしていけばいいので、やはり学習コストは一般的なソフトウェアと比べても低いと感じます。

また、HudsonのビルドはシェルスクリプトWindowsコマンドプロンプトで書けるので、LinuxWindowsコマンドラインからできることは何でもできる、という使い勝手の良さもあると思います。

三種の神器について

勉強会で(ゆかわさんかな?飯田さんでした、すみません^^;;;;)話に出た、VCS+BTS+CIの三種の神器ですが、僕も躾レベルのことだと思っています。
#だからといて自分ができるかというと、そうでもないですが。

外に出たときの観測範囲内ではこれらはほぼ使われていますが、会社に戻って客先や別会社、前いたところなどを考えると、実際は一番使われているであろうVCSですら、半分も使ってない(というか、うちの会社以外で使ってるところをほとんど見ない)ように見えます。

またCIについては、今回はメンテナンスする人が主な参加者だったと思うので、三種の神器に入ってますが、実際に導入される側としては、必須と感じる事が少ない要素なのかと思います。
VCSBTSは自分で操作することが多いですが、CIではサイトを見るだとか成果物を取得するとかがメインとなり、能動的に何かを行うという要素が(VCSBTSと比べると)少ないからだと思います。

ツールは必須ではありませんが、BTSと違ってVCS、CIはツールの手助けなしではなかなか難しい分野だと思いますので"導入される側"も意識した環境づくりが大切なのかなと思いました。

まとめ

僕にとってHudsonさんはSVNTracと同様になくてはならないツールの一つです。
素晴らしいツールを開発してくれた川口さんを始め、コミッタの方々への感謝とともに、少しでもHudson普及の力になれたらと思います。