ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

読了・組込みソフトウェア開発のための 構造化モデリング

先日のオブジェクト指向モデリングの姉妹編。


組み込みとしては、やはりこちら(構造化)の方がしっくりくる。
なんとなくオブジェクト指向の方は無理をしている気がしてならない。
#自分の理解度の差なのだろうか?


実践したほうがよさそうな項目を列挙する。

要求モデリングにおける成果物

  • イベントリスト:外部イベントに対する、アクションおよびイベントを記述(機能要件)
  • 非機能要件リスト:目に見えない制約や品質に関する記述
  • タイミング仕様書:非機能要件のうち、時間的制約のある動作に関する記述
  • データディクショナリ:用語集

分析モデリングにおける成果物

  • コンテキストダイアグラム:システムのスコープを分析する
  • データフローダイアグラム(DFD):主要機能間のデータの流れを分析する
  • コントロールブローダイアグラム(CFD):主要機能間の制御の流れを分析する
  • デシジョンテーブル(DT):処理を行うための条件が複数ある場合の条件を可視化する
  • 状態遷移図:状態の遷移を可視化する
  • 状態遷移表:状態の遷移の組み合わせ網羅を表現する

設計モデリングにおける成果物

  • 構造図:ソフトウェアモジュールやデータ、それらの呼び出し関係、情報のやりとりを示す

まとめ

今まで行っていなかったこと


半分以上はやってない。
DFD と状態遷移図だけじゃあ、上手くいくはずもないね^^;
これらの成果物をきちんと作成しないとどこかでしっぺ返しを食らうのだろう。
#実際に今日は時間的制約を確認しなかったせいで起こった不具合に遭遇したし・・・


文書を作りすぎるのは良くないけど、このくらいは必ず作らないと、後で困るのは自分なんだよね〜。