ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

HoloLensの日本でのプレオーダー日程について公式アナウンスがありました

HoloLensの日本でのプレオーダーについて、公式アナウンスがありました。

news.microsoft.com

2016年12月2日(金)よりMicrosoft Store 限定でプレオーダーを開始、2017年初頭より出荷とのことです。1月か2月くらいでしょうか。

日本語の対応状況など含めて気になりますね。

 

販売の拡大について、いくつかの国に解放される中の一つかと思っていたのですが、今回は日本だけのようです。

blogs.windows.com

 

価格

気になる価格ですが、頑張った感があります(アメリカでの$3,000も税抜きです)。

  • Microsoft HoloLens Development Edition(開発者版):333,800 円(税抜税込)
  • Microsoft HoloLens Commercial Suite(法人向け):555,800 円(税抜→税込)
  • Clicker(画面操作機器):8,800 円(税抜)

それぞれ税込みで約36万円、約60万円ほどでしょうか。

クリッカーは付属だと思うのですが、わざわざ価格が表記されているのが気になります。

Commercial Suiteについて

Commercial Suiteについてはこちらを参照。認証やセキュリティなどが追加されています。HoloLensのハード含めて納品になるような場合には、こちらを選択するようです。

www.microsoft.com

 HoloLensについて

まとめています

www.naturalsoftware.jp

Structure Sensorを使った3Dスキャンサービス「Canvas」のCADデータが来ました

Canvasでスキャンした部屋のCADデータが来ました。

www.naturalsoftware.jp

予定が25日で、実際に来たのが28日(現地だと27日かな?)でした。休暇もあったのと後からメールで「元のモデルに穴が空いててうまくできない場所があったよ」的なものが来てたので、手間取らせてしまったのかもしれません(たぶん手作業ですよね)。

 

こんな感じのデータが(色がついてないから、かろうじて見せられます)

f:id:kaorun55:20161129154111p:plain

こうなりました。

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エアコン、窓がきれいになっています。他にキッチンの棚や冷蔵庫なども残っていました。

データ形式はDAE,DWG,SKPで、このほかに元のスキャンデータ(上のモデル)と色付きのものがダウンロードできました。

 

Unityにつっこむ

今回このサービスを試した理由は、UnityがDAEファイルのインポートをサポートしているからです。

上図のCADデータはUnityに取り込んだスクリーンショットです。

 

これをHTC Viveで見れば、バーチャル内覧的なものになります。

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HoloLensで見れば、CADデータを実際の家に合わせることができます(配線確認とか、穴をあけていい場所の確認とか)。

下の画像だと、CADデータを重畳表示させています。エアコンのサイズが違いますが、窓はおおよそ合っているようにも見えます。

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色がないこと、精度がまだ微妙なことがありますが、後から3DスキャンをしてCADデータを生成できるのはよさそうです。

Structure Sensorを使った3Dスキャンサービス「Canvas」を試してみました

Structure SensorのOccipital社が新しい3Dスキャンのサービスを始めたようなので試してみました。

Canvas by Occipital

Canvas by Occipital

  • Occipital, Inc.
  • Utilities
  • Free

アプリの使用には別途センサーが必要です。

 どんなものかは、動画で紹介されていました。

www.youtube.com

 

部屋の3Dスキャン自体(長さの計測含む)はもともとアプリがありました。

Room Capture - Structure Sensor Sample

Room Capture - Structure Sensor Sample

  • Occipital, Inc.
  • Photo & Video
  • Free

Canvasは3Dスキャンの範囲が広がったのと、3Dスキャンの結果をCADデータとして整形(有料)してくれます。3Dスキャンの範囲については、Room Captureが2m四方くらいでしたが、Canvasはとくに制限がないように見えました(16帖ほどのリビングは一通りスキャンできました)。 

3Dスキャンしてみた

3Dスキャンは非常に高速(これはRoom Captureも同様)で精度はそれなりです(Kinect v1相当のセンサーなので、それくらい)。

試しに測ってみたところ、310cmほどの部屋の端と端が297cmほど、96cmのテレビの幅が91cmほどになってました。

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CADデータ化してみた

このサービスのメインはCADデータ化だと思うので、こちらも試しに注文してみました。

CADデータ化は1部屋ごとに$29、データ形式はDAE,DWG,SKP、時間は2営業日のようです。ビデオ見る感じでは手作業が入るようですね。なお、お急ぎ便的なものも+$5で選択できました。

データのアップロード時には、スキャンデータのほかに、ストリーミングデータ、カラー画像データ、iPadのIMUも同時に送っているようです。

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ちなみに、通貨記号がなぜか「¥」で進みますが、最終的な連絡メールではちゃんと「$29」となっていました(残念)。

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というわけで、CADデータの到着が楽しみです。

 

HoloLensの日本での提供が決まりました!

HoloLensの日本での提供が決まりました。

12月にプレオーダー開始、その後に発売のようです。実際に手元に届くのは年が明けてからでしょうか。

プレオーダーや価格は後日は後日発表されるようです。

news.microsoft.com

 

これで、問題なくHoloLensが日本で使えるようになります。

体制も作れるように動いていますので、体験会、ハンズオンセミナー、開発などのご相談もぜひ。

 

HoloLensの発売からのまとめはこちら。

www.naturalsoftware.jp

概要スライドはこちらです。

docs.com

 

『第36回 #TFSUG東京 「アジャイルでやってみた。」出版記念』で登壇しました

20016/10/5に開催した『第36回 #TFSUG東京 「アジャイルでやってみた。」出版記念』で登壇しました。

tfsug.connpass.com

今回は書籍 「アジャイルでやってみた。」出版記念ということで、それについての話をしました。執筆環境について、毎回変わっていて、まだ固定できていないのですが、今回はMarkdownをベースに行いました。Markdownの良しあしよりも、今回はVisual Studio CodeのMarkdownプレビューが非常に良かったです。これがあったからこそ、Markdownで書き終えることができた。くらいの勢いです。

docs.com

参加者と本の感想

参加が20人ほどで半分ほどの方が本を購入してくれていました。

感想も

  • いままさにこんな状況なんだけど。。。
  • 同じような状況なんだけど、どうやって改善したらいい?

という感じで、多少なりとも役に立てるものになっていると実感できました。

正直ほっとしました。。。

合わせて読みたい

竹林さんから、裏話の話もありました(聞いてて涙目になってました)。業務外プロジェクトでの注意点がまとまっています。

changesworlds.com