ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

Structure Sensorを使った3Dスキャンサービス「Canvas」のCADデータが来ました

Canvasでスキャンした部屋のCADデータが来ました。

www.naturalsoftware.jp

予定が25日で、実際に来たのが28日(現地だと27日かな?)でした。休暇もあったのと後からメールで「元のモデルに穴が空いててうまくできない場所があったよ」的なものが来てたので、手間取らせてしまったのかもしれません(たぶん手作業ですよね)。

 

こんな感じのデータが(色がついてないから、かろうじて見せられます)

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こうなりました。

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エアコン、窓がきれいになっています。他にキッチンの棚や冷蔵庫なども残っていました。

データ形式はDAE,DWG,SKPで、このほかに元のスキャンデータ(上のモデル)と色付きのものがダウンロードできました。

 

Unityにつっこむ

今回このサービスを試した理由は、UnityがDAEファイルのインポートをサポートしているからです。

上図のCADデータはUnityに取り込んだスクリーンショットです。

 

これをHTC Viveで見れば、バーチャル内覧的なものになります。

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HoloLensで見れば、CADデータを実際の家に合わせることができます(配線確認とか、穴をあけていい場所の確認とか)。

下の画像だと、CADデータを重畳表示させています。エアコンのサイズが違いますが、窓はおおよそ合っているようにも見えます。

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色がないこと、精度がまだ微妙なことがありますが、後から3DスキャンをしてCADデータを生成できるのはよさそうです。