Kinect for Windows SDK v2.0入門 目次
WPFでデスクトップアプリケーションとして開発する時の手順をまとめます。Kinect for Windows SDK v2.0をインストールしてあることが前提です。
環境
筆者の環境は次の通りです。
- Windows 8.1 Pro Update1 64bit
- Visual Studio 2013 Ultimate(Express for Windows Desktopでも可)
- Kinect for Windows SDK v2.0-1409(リリース版)
- 32bitアプリケーション
- サンプルコードのリポジトリ
解説
Visual Studio のプロジェクトを作成する
Visual Studio を起動し、「Visual C#|Windows デスクトップ」から 「WPF アプリケーション」を選択し、ソリューション名称を入力します。
「参照設定|参照の追加」を選択します。
アセンブリを「kinect」で検索します。Microsoft.Kinectのバージョンが2.0.0.0が今回の対象です。FaceやGestureBuilderもあるのがわかるでしょう。
最初のコード
コードを書いてみましょう。ビューにてLoadedおよびClosingのイベントを追加してください。
using System;using System.Windows;
namespace KinectV2
{
/// <summary>
/// MainWindow.xaml の相互作用ロジック
/// </summary>
public partial class MainWindow : Window
{
KinectSensor kinect;
public MainWindow()
{
InitializeComponent();
}
private void Window_Loaded( object sender, RoutedEventArgs e )
{
try {
kinect = KinectSensor.GetDefault();
if ( kinect == null ) {
throw new Exception("Kinectを開けません");
}
kinect.Open();
}
catch ( Exception ex ) {
MessageBox.Show( ex.Message );
Close();
}
}
private void Window_Closing( object sender, System.ComponentModel.CancelEventArgs e )
{
if ( kinect != null ) {
kinect.Close();
kinect = null;
}
}
}
}
このプログラムを実行すると、マークと赤外線が光はじめます(いま手元にあるのが、Developer Previewなので、Xboxマークですw)
簡単にコードの解説をします。