これをTFService Previewを利用して、クラウド上でビルド、テストしてみます。TFService Previewはこちらから利用することができ、現在無償で利用することができます。
TFService Preview のセットアップなどは、別途行ってください。ここでは、プロジェクトの作成まで完了していることを前提としています。手順としては、ほかの言語での設定と変わりません。
1. 前回までで作成したソリューションをTFService Previewへチェックインします。
2. ビルドから「ビルド定義の新規作成」をクリックします。
3. ビルド定義の「ビルドの既定値」の「ビルド コントローラー」を「Hosted Build Controller」にします。それに伴って、ビルド結果の出力先がリポジトリの「Drops」フォルダに設定されます。トリガーなどの設定はありますが、必須の設定はこれだけです。
4. 上記の手順が終わったら「Ctrl+S」でビルドの定義を保存します。先ほどのビルド画面に新しいビルド定義が作成されます。
5. 作成されたビルド定義を右クリックし「新しいビルドをキューに配置」を選択します。
6. ビルド定義とビルドコントローラーの確認が表示されるので、内容を確認し「キューに登録」を押します。
7. ビルドが開始されるので、しばらく待ちます。
8. ビルドが完了します。テストも実行されていることがわかります。日本語のテストメソッド名は化けてしまうようですね。
9. リポジトリを覗いてみると、ビルド結果が格納されています。
以上でTFService Previewでの自動ビルドの設定はおしまいです。あとはビルドのトリガーを変えてあげることで、継続的インテグレーション、ゲートチェックイン、デイリービルドなどお好きな環境が作れます。