ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

OpenNI + NITE のさまざまなスケルトン・トラッキングを試す (C# + WPF) #openni_ac

このエントリはOpenNI Advent Calendar 2011 : ATNDの12月19日分です!!
Advent Calendarでの、僕の全プロジェクトはこちらです


昨日のKINECTハッカソンで、はぎのさんが上半身のみのスケルトン・トラッキングができることを確認したそうです。


今回は、これをWindows + C# + WPFの環境でやってみましょう。
といっても、以前作成したスケルトン・トラッキングのパラメータを変えるだけです。

// すべてをトラッキングする
user.SkeletonCapability.SetSkeletonProfile( SkeletonProfile.HeadAndHands );

ラッキングのパターン

ラッキングのパターンは、下記の4種類になります。


イメージは次のようになります。

上半身のみをトラッキング

これは、コンピュータの上にXtionを置いてキャプチャしました。イスに座った状態でもトラッキングすることができます。

下半身のみをトラッキング

腰と膝をトラッキングしています。使い方は思いつきませんが、サッカーゲームとかで使えそうでしょうか。

手と顔のみをトラッキング

手が「信頼性」パラメータが低くて移っていませんが、顔と両手のみが対象になっています。はぎのさんも書いていますが、顔検出の範囲を狭めるために使ったり、手の動きをトラッキングするのに使えそうですね。

まとめ

部分的なトラッキングKINECT SDKではできないので、OpenNIのアドバンテージになるでしょう。
もちろん、キャリブレーションも不要ですので、簡単にトラッキングできます。