ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

RedmineのBacklogsプラグインを使ってみた

最近、RedmineのBacklogsプラグインが流行ってるので使ってみた。
正直なところ、前から試していたけど、インストールが成功せず、動いているところを見たことが無かった。
今回は、こくぼさんに教えてもらいながら、動かすところまでできたので、画面を交えながらどんなものか見てみる。

機能

Backlogsプラグインの機能は、今わかってる範囲ではこんな感じ

  • プロダクトバックログの管理(親チケット)
  • タスクの管理(子チケット)
  • リリーススプリントの管理
  • スプリントの管理(バージョンを応用)
  • タスクボードの表示
  • バーンダウンの表示
  • ベロシティの計算(たぶん)
  • タスクカードの印刷

トップ画面

インストールすると、トップ画面に「バックログ」と「リリース」のメニューが追加される

マスターバックログ

バックログ」をクリックすると、マスターバックログとして、右側にプロダクトバックログ、左側にスプリントバックログが表示される。バックログ間はドラッグ&ドロップで移動することができる。

バーンダウンチャートの表示

スプリントバックログのメニューから、バーンダウンチャートを表示することができる。ちなみに設定によっては、バーンダウンではなく、バーンアップすることもできる。

タスクボード

ウワサのイカ娘w
ストーリーをベースに、タスクをタスクボードイメージで扱うことができる。
各フェーズ間のタスクの移動も、ドラッグ&ドロップで行うことができる。

リリースプランニング

メニューの「リリース」から、リリーススプリントの設定を行うことができる。

統計

データが入っていないので、違うかもしれないけど、見積もりと実績から、ベロシティの計算を自動的にしてくれるものと思われる(詳細モトム)

その他

  • サイトの説明を読んでいると、どうもタスクカードを印刷できて、現実のタスクボードにも利用できるようになってるみたいだけど、その設定ができず、試せずじまい。
  • Backlogsプラグインに欲しい機能は(知らないだけかもだけど)、PBI(プロダクトバックログアイテム)の一覧とベロシティ/Doneのライン。

日本語化

見ての通り、ざっくり日本語にしました。日本語ファイルはgistにあるので、ダウンロードして、Backlogsのplugin/locales以下に置いてください。あと、訳の間違いや、未着手の箇所もあるので、公開リポジトリになってると思うので、適当に翻訳、修正してコミットしてもらえると助かります。
#本家でもTransrateしてるっぽいので、それなりのができたら取り込んでもらうのがいい??

触ってみての感想

Backlogsを入れると、Redmineの操作は、バックログとタスクボードを中心に行うことになると思います。
というのも、タスクボードからのタスク生成が軽快であること、チケッドの親子関係(バックログとタスク)を自動的に設定してくれること、を考えると、チケット登録の画面を開く必要がないと感じました。
つまり、BacklogsプラグインRedmineをベースにして、タスクボード化するプラグインと思った方がよいかもしれません。


あと、プロダクトバックログ画面は縦に伸び、タスクボードは横に伸びるので、大きなワイドディスプレイ2枚を用意して、一枚を縦にしてバックログ、もう一枚を横にしてタスクボードにすると見やすいと思いました。