最近、RedmineのBacklogsプラグインが流行ってるので使ってみた。
正直なところ、前から試していたけど、インストールが成功せず、動いているところを見たことが無かった。
今回は、こくぼさんに教えてもらいながら、動かすところまでできたので、画面を交えながらどんなものか見てみる。
- Redmine Backlogs :: Home
- Redmine Backlogsセットアップ - こくぼ@Everything is the experience.
- BacklogsプラグインをMac上のRedmineにインストール | 世界はどこまでもシンプルである
環境
- Windows 7 32bit
- Bitnami::Redmine
機能
Backlogsプラグインの機能は、今わかってる範囲ではこんな感じ
- プロダクトバックログの管理(親チケット)
- タスクの管理(子チケット)
- リリーススプリントの管理
- スプリントの管理(バージョンを応用)
- タスクボードの表示
- バーンダウンの表示
- ベロシティの計算(たぶん)
- タスクカードの印刷
トップ画面
インストールすると、トップ画面に「バックログ」と「リリース」のメニューが追加される
マスターバックログ
「バックログ」をクリックすると、マスターバックログとして、右側にプロダクトバックログ、左側にスプリントバックログが表示される。バックログ間はドラッグ&ドロップで移動することができる。
バーンダウンチャートの表示
スプリントバックログのメニューから、バーンダウンチャートを表示することができる。ちなみに設定によっては、バーンダウンではなく、バーンアップすることもできる。
その他
- サイトの説明を読んでいると、どうもタスクカードを印刷できて、現実のタスクボードにも利用できるようになってるみたいだけど、その設定ができず、試せずじまい。
- Backlogsプラグインに欲しい機能は(知らないだけかもだけど)、PBI(プロダクトバックログアイテム)の一覧とベロシティ/Doneのライン。
- かわぐちさんのスライドの30枚目のイメージ
日本語化
見ての通り、ざっくり日本語にしました。日本語ファイルはgistにあるので、ダウンロードして、Backlogsのplugin/locales以下に置いてください。あと、訳の間違いや、未着手の箇所もあるので、公開リポジトリになってると思うので、適当に翻訳、修正してコミットしてもらえると助かります。
#本家でもTransrateしてるっぽいので、それなりのができたら取り込んでもらうのがいい??
触ってみての感想
Backlogsを入れると、Redmineの操作は、バックログとタスクボードを中心に行うことになると思います。
というのも、タスクボードからのタスク生成が軽快であること、チケッドの親子関係(バックログとタスク)を自動的に設定してくれること、を考えると、チケット登録の画面を開く必要がないと感じました。
つまり、BacklogsプラグインはRedmineをベースにして、タスクボード化するプラグインと思った方がよいかもしれません。
あと、プロダクトバックログ画面は縦に伸び、タスクボードは横に伸びるので、大きなワイドディスプレイ2枚を用意して、一枚を縦にしてバックログ、もう一枚を横にしてタスクボードにすると見やすいと思いました。