アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~
- 作者: Mike Cohn,マイクコーン,安井力,角谷信太郎
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2009/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そして借りものの本だったので自分用にちゃんと買った。
最初の感想としては、最近いろいろな人から教えてもらってる scrum についての知識がなかったら、まず理解できなかった。
フィーチャーとは?バックログとは?ベロシティとは?
今、社内で布教活動するときに一番困るのは、それら最初の一歩を踏み始める言葉をどうやって理解してもらえるか。
そのときに紹介してるのが、7月の勉強会での ebacky さんの発表資料。
多分これが概要をつかむのに一番いいと思う。
#さすが認定スクラムマスター:)
中身
scrum でのプロジェクト開発の流れが見えてきた半面、また疑問もたくさん出てきた。
ただ疑問が出てくるということは内容を読み取れていると好意的に解釈してる。
理解したこと
- 顧客が最終成果物を完全に理解していないものとする
- フィーチャーはユーザーに提供する機能で作成する(おそらく MVC の Model 部分に相当する部分?)
- 見積もりでは「規模の見積り」と「期間の見積り」を混同しない
- フィーチャーに優先度を決め、優先度の高いものから進める
- 優先度が決まらない場合、開発リスクが高いものから進める
- 困った時は狩野モデルによる優先度付け
- バーンダウンチャートとバーンダウン棒グラフ(棒グラフは初めて知った)