Leap Motion Developer SDK のMac OS X 版にも LeapCSharp.NET4.0.dll および LeapCSharp.NET3.5.dll があります。これらは Unity 用だと思うのですが、 Linux と Mono で 動いたという話もあり、Mac での C# を使った開発の体験がてらやってみました。
環境は次の通りです
- OS X 10.8.4
- Xamarin Studio 4.0.10 (Build 7)
- Leap Motion Developer SDK v.0.8.1.6221 for OSX
Leap Motion Developer SDK をダウンロードする
こちら https://www.leapmotion.com/developers から Leap Motion Developer SDK をダウンロードします。ダウンロードには無料のサインアップが必要です。
ダウンロードした ZIP ファイルを解凍すると デモアプリケーションの Example フォルダと、 SDK が入っている LeapSDK フォルダがあります。これを適当場所へ移動します。僕はこんな感じにしました。以降、この位置をベースにしますので適宜読み替えてください。
Xamarin のプロジェクトを作成する
Xamarin で新しいソリューションを作成します。 Recent または C# から「コンソール プロジェクト」を選択します。
参照の追加から LeapCSharp.NET4.0.dll を追加します。
アプリケーションを実行する
「LeapSDK/LeapSDK/samples」にある「Smaple.cs」の内容をコピペします。
ビルドが正常に終了すると「<プロジェクトフォルダ>/bin/Debug」以下に exe ができます。LeapCSharp.NET4.0.dll は自動でコピーされ、ほかに「libLeap.dylib」および「libLeapCSharp.dylib」が必要になりますので、「LeapSDK/LeapSDK/lib」からコピーします。
実行はターミナルから「<プロジェクトフォルダ>/bin/Debug」に移動して「mono exe名」で実行します。ほかの環境と同じように実行できます。
こんなに簡単に Mac で C# が動かせるのは凄いですね^^; 手順も Visual Studio とほぼ変わらないので、実行方法以外は特に困ることもありませんでした。
Xamarin の概要や基本的な使い方はこちらを参考にしました。