ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

Continuous DeliveryとDevOpsについて考えたこと

Ryuzeeさんの記事をトリガにしてContinuous Deliveryネタが多く回ってきたので、Continuous DeliveryとDevOpsについて考えてみた。なぜDevOpsかというと、日本語だと「継続的デリバリー」や「Continuous Delivery」よりも「DevOps」の方が目的の情報に引っかかりやすいから

Continuous DeliveryとDevOps

DevOpsとContinuous Feedback

DevOpsでは、ビジネスの加速のために頻繁なリリースが必要であるため、そのプラクティスの一つにContinuous Deliveryが含まれる。
また、DevOpsにはContinuous Feedback(継続的フィードバック)という側面がある。

  • Continuous Feedbackは「リリースしたソフトウェアをモニターした結果を、プロダクトバックログにフィードバックする」こと
  • ビジネスの加速には、リリースしたソフトウェアへのフィードバックが不可欠
  • リリースが継続的に行われるので、フィードバックも継続的に行われる

Continuous FeedbackとContinuous Deliveryは相互に補完する位置にある

Visual Studioで考える、Continuous DeliveryとDevOps

Continuous DeliveryやContinuous Feedbackは先日のALM Summitでたくさん耳にしたが、Visual Studioの機能と合わせて考ると、その時々の流れがわかるので、下記に列挙してみる(Microsoft Visual Studio ホームページ - Visual Studio)。

Visual Studioは世界中で販売されているソフトウェアなので、そこに盛り込まれる機能は世界の標準になりうる機能である。これらの機能を理解することで、ソフトウェア開発の流れに乗っていられるのではないか。ただし、これほど大きなソフトウェアに先進的な技術が載るとは考えづらいので、「なぜこのバージョンにこの機能が載ったのか」が理解できないと、それ以降のソフトウェア開発の流れには取り残されていくのではないか。


*1:early and continuous delivery of valuable software.