昨年に引き続き Agile Conference tokyo 2011 に参加してきました
アジェンダ
[基調講演]21世紀のソフトウェアデザイン
[特別講演]Thoughtworks社による海外導入事例
[Session 1]海外での実践状況と高品質でAgilityを高める“機械化”について
[Session 2]継続的フィードバック
[Session 3]Rubyによるアジャイル開発事例
[Session 4]技術開発現場のノウハウ共有に手をかけるな! アジャイル開発でよみがえった、プロダクト開発
[Session 5]ユーザーと開発者のどまんなかを行くE-AGILITY協議会
[Session 6]アジャイル検定制度について
所感など
別件もあり、基調講演、Session 2、Session 5のみ聞きました。
基調講演
海外ではBTSやSCM、TDDといったプラクティスレベルはすでに当たり前になっていて、それらを活用してどのように継続的にインテグレーションするのか、継続的にデリバリーするのか、に主眼が置かれているように感じました。
今日は FeatureBranch についてのお話しで、自分の認識のずれとして、継続的インテグレーションはツールではなく、メインラインをどんどん更新して行くことなんだ、ということに気づきました。
最後に継続的デリバリーとして、顧客にリリースするためのインテグレーションやデプロイの自動化についてのお話がありましたが、自分の知っているデベロッパーの方も同じことをやっているので、ある一つの側面で見ると日本のソフトウェア開発は遅れているように見えるが、別の側面から見ると、実は遅れていることもなく同じタイムラインで動いてるのではないかと感じました。
Session 2
MSの長沢さんの講演で、Visual Studioを利用した継続的フィードバックについてでした。基本的な内容はいつものお話でしたが、時期Visual Studio vNextについてのお話が聞けたことが収穫でした。
Visual Studioもバージョンを重ねるごとに、開発者だけのツールではなく、テスター、マネージャ、運用など、どんどん適用範囲を広げています。
vNextではネイティブ(C++)のテスト環境の充実もあるようなので、今からとても楽しみです。