今朝、平鍋さんのツイートを見てちょっと考えた。
「アジャイルには有能なメンバーが必要ですね」という質問に、「必要なのはメンバーを有能と考えるマネジメントのマインドシフトです。」と答えたかった。
「今は」こう思った。
- アジャイルな開発自体がさまざまなパラダイムシフトを伴うので、立ち上げ段階では有能なメンバーが必要
- でも、メンバーがアジャイルな開発になれて、少しずつチームを分割、成熟していくと、メンバーでフォローできる体制が整う
- すると、必ずしも有能でない人がいても仕事が回るような余裕ができ、その人を別の側面から見て、実はXXって得意なことがあるんだ!なんて発見ができるようになる
- となると、「必要なのはメンバーを有能と考えるマネジメントのマインドシフト」という考え方が出来るようになる
とすると、初期のアジャイルなチームは「有能なメンバーが必要」だが、成熟したチームは「メンバーを有能と考えるマネジメント」ができるようになるのかな。
実際、アジャイルにはペアプロなど教育という側面もあるので、「有能なメンバーが必要」とは必ずしも言い切れないよね。