ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

「Kinectセンサープログラミング」のサンプルをOpenNI 1.2.0.7+NITE 1.3.1.6 ( Xtion Pro LIVE ) に対応しました #openni_book

KINECTセンサープログラミング

KINECTセンサープログラミング

ここ数日、Xtion Pro LIVE を触っていて、KINECT + OpenNI のコードがそのまま動くので、Kinectセンサープログラミング のサンプルの動作を試してみました。結果、OpenNI 1.1.0.41のコードがそのまま動きましたので、あたらしくブランチを切って github を更新しました。

変更点

コードベースの変更はゼロ

  • C++ はNITEライブラリ名の変更のみ
  • C#はリビルドのみ

まとめ

KINECTセンサープログラミングはOpenNIを全体的に網羅しているため、KINECT のみならず Xion LIVE でも引き続き役に立つことがわかってちょっとうれしいです。コードのそのまま流用できることが多いので、ぜひいまからでもご購入ください。
今回の対応でC++の設定をプロパティシートに変更したので、次回以降のバージョンアップ対応が格段にやりやすくなりそうです。OpenNIのバージョンアップが今月にあると踏んでいるので、その時の役に立てばいいなぁと思ってます。


また、「KINECT + OpenNI」 と 「Xtion LIVE + OpenNI」 は同等につかえ、ライセンスや動作の軽快さ、精度をみてみると「Xtion LIVE + OpenNI」のほうが使いやすいのではないかと思いました*1
実際、C#での動作速度が素晴らしく速く、また光学迷彩の精度のかなりよかったです。時間があれば、KINECTとXtion LIVEの比較画像なんかも作ってみたいです。
Xtion LIVEはまだ日本のサイトからは購入できませんが、もしかしたら12月に手に入れる機会を作れそうなので、詳細決まり次第またblogに書きます。

*1:これで白なのに黒い本(ライセンス的に)を卒業できそうです