- 作者: 和田卓人,Kevlin Henney,夏目大
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最初の感覚としては、「情熱プログラマー」や「アプレンティスシップ・パターン」に似ているエッセイ集。前から順番に読むよりは、自分の興味がある項目をつまみ読むのに良い形で、僕はこのタイプの本は好きです。
ただし、より実践的、職業プログラマが読むための本という感想です。
#ここでのプログラマは日本的なプログラマではなく、欧米のプログラマだと思っています
タイトル通り、ソフトウェア開発を生業としている人は最低限知るべきことだと思うし、実践しなければならないことだと思っています。
#思っていることと、できていることは別ですが:P
共感した項目をつらつら挙げてみます
- 09:他人よりまず自分を疑う
- これ○○のバグじゃね?って時に、その人に伝えるより、本当にそうなのかを確認する。早まると大体自分のバグだったりすることが多いので。
- 12:コードは設計である
- よく議論される、設計はどこまでか?コーディングを製造というのはどうなのか?という内容。最近では自分の中でも、コーディングは知的作業なので設計、製造はアウトプットを作るのでビルド以降の作業という認識になりつつある。
- 17:コードに書けないことのみをコメントにする
- よく言ってること。これは今でも実践してる
- 極論すると、コメントが無いと読めないコードはダメ - かおるんダイアリー
- 18:学び続ける姿勢
- 言うまでもなく
- 22:1万時間の訓練
- これもいつも念頭に置いていること
- 74:「イエス」から始める
- 日09:NOと言えることの大事さ
- 矛盾してるようでどちらも大事。時と場合によって使い分けましょう