ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

簡易ユーザ切り替え機能におけるリソースの扱い

Windows XP以降の簡易ユーザ切り替え機能によってMutexやEventなどのリソースの扱いに若干の変化がある。


MutexやEventはプロセスをまたいで使用できることは良く知られているが、これらの有効範囲はユーザ単位に設定されている。
そのため、ユーザAとユーザBが簡易切り替え機能によって切り替えられた場合、MutexやEventはそれぞれのユーザ単位で管理される。


これらのリソースをユーザ間をまたいで使用するためには、リソース名称の前に「Global\」を付加すればよい。

  • 参考サイト

@IT:Windowsアプリケーションの多重起動を禁止するには?