Windows XP以降の簡易ユーザ切り替え機能によってMutexやEventなどのリソースの扱いに若干の変化がある。
MutexやEventはプロセスをまたいで使用できることは良く知られているが、これらの有効範囲はユーザ単位に設定されている。
そのため、ユーザAとユーザBが簡易切り替え機能によって切り替えられた場合、MutexやEventはそれぞれのユーザ単位で管理される。
これらのリソースをユーザ間をまたいで使用するためには、リソース名称の前に「Global\」を付加すればよい。
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