How to Change the World 〜チェンジ・マネジメント3.0〜【委託】 - 達人出版会
@ryuzee さんから献本いただきました。ありがとうございます!
話題の電子献本です:-)
組織への対処、特に組織を変えたい方に向けて書かれた本のようです。
その中で状況に応じて4つの手法が使えるよという説明です。
- システムとダンスする ― PDCA モデルを活用
- 人々のことを気にかける ― ADKAR モデルを活用
- ネットワークを刺激する ― 普及曲線モデルを活用
- 環境を変える ― 5つの I のモデルを活用
正直、僕は組織に対して何かを行うということが、非常に苦手なので読み込むことにします^^;
PDCAや普及曲線モデルが出ることから、実は目新しいことではなく、今までにあった手法を巧く使うための方法になるでしょうか(ADKAR モデル、5つの I のモデルは初めて知りました)。
つまるところ、少しずつやってみて結果を確認しながら進む。という最近よく聞く話に落ち着いているので、システムを開発することも、組織を変えていくことも、本質的には同じようなアプローチなのかなと思いました。結局は「人」に対するアプローチの仕方になるのでしょうね。
人は今までに経験のないことをする場合に、少しずつ確認しながら進むように考えるという最近の実感があります。
適切な速度でフィードバックを得ることが、一番効率よく進む方法なのでしょう。
そう考えると、ビジネスにせよ、ソフトウェア開発にせよ、組織改革にせよ、やったことに対するフィードバックが必要で、今まではフィードバックを得るためのアウトプットの出し方に注目が集まっていたのでしょうね(ScrumやLeanを見ても)。そこからさらに進んでフィードバックをどのように有効活用するのか。という所が(Lean Startupは流行っているように)今後の焦点になるのでしょうか。
500円と安価で、ページ数も全体で120ページとさっくり読めるので、ぜひお手に取って(?)いただければと思います。