今日はこれ↓に行ってきました。
http://www-06.ibm.com/software/jp/rational/events/rtch/
かぬさん、りゅーじーさん、ゆしさん、かっちゃんさんと一緒だったので、セミナーというよりは勉強会というか、オフ会というか。。。
本編
Scrum の概要と、ワークショップ
三井さんによる Scrum の概要と、ワークショップとしてのストーリー抽出とタスク分割。
Scrum の事例はピュア Scrum というよりは、従来型のプロセスに、どのようにして Scrum を組み込んでいったかということ。
Rational Team Concert(RTC)の活用
玉川さんによる RTC の活用方法
- バックログ、タスク、ソース管理、ビルドまでを一元的に管理できる
- ソース管理やビルドは独自のものを使用しているが、SVN や Hudson などに変えることもできる
- Eclipse や VisualStudio プラグインも付いている
- CSV のインポート/エクスポート機能がある
#そそられている人が何人かいるので、レポートを待ちましょう:)
今回の気付き
- 品質は自動化ツールの質に依る。自動化できる部分が大きければそれが品質の向上につながる
- WF と アジャイル
- 計画駆動と価値駆動
- WFは、要求仕様が前提条件、納期は推定
- アジャイルはリソースが前提条件、現実仕様は推定
- 正解主義から適応主義へ
- わからないことには予測をする
- 予測をコストとせず、タスクに組み込む
- 開発者主導で進めていく
- ストーリー
- 戦略的計画
- 切り方は数日から最大2週
- 仕様のリファクタリングなどの修正ストーリーを考慮する
- 優先順位はビジネス的価値(ユーザー目線)を考慮する(難しさ>流れの準備>易しさ)
- タスク
- 戦術的計画
- 切り方は最大8時間⇒5時間以内が望ましい
- ユーザーで優先度がつけられない場合は、開発者が一番高リスクだと思うところから始める
- 正解を求めない
おみやげ
無料セミナーで RTC ってことは、アジャイルプロジェクト管理が関係するのかと思ったら、お土産でいただきました。
やったー!
実践!アジャイルプロジェクト管理 -スクラムではじめる最強エンタープライズ開発-
- 作者: 株式会社テクノロジックアート,長瀬嘉秀,設楽秀輔
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2009/10/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 32回
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番外編
最後に
とても楽しいセミナーをありがとうございました。
Scrum での開発が少しでも浸透するように微力ながら活動していこうと思います。