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HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

ゲスト体験手順の裏技 - 最小手順で他の人にApple Vision Pro を体験してもらう方法

Apple Vision Pro Tips Advent Calendar 2024の20日目です。

カレンダーの記事一覧はこちら。

今日は裏技的な感じで書いてみようと思います。

Apple Vision Proを自分以外の人に体験してもらう場合、ゲストモードへの切り替え、視線など初期設定を行うため、メニューに辿り着くまでに数分かかります。

もちろん最高の体験をしてもらうために必要なのですが、そのためにはコンテンツも厳選して、1時間ほどみっちり体験してもらうのが良いです。

一方で、多くの人に体験してもらう場合、自分で作ったアプリを人に体験してもらう場合など、ここまでの準備をする手間が煩雑になるケースもあります。

今日はApple Vision Proの設定を調整して、最速で他の人に体験してもらうための手順を紹介します。

この手順を実施すると、通常状態のApple Vision Proで最初のDigital Crown長押しのみで体験が可能になります。

注意事項

**この設定ではOptic IDやパスコードなどセキュリティに関する項目をすべてOFFにします。

見られたくない情報や、紛失時のリスクなどありますので、自己責任で設定の変更を行なってください。

筆者はこの設定変更によって発生した損害の責任は負いません。**

設定変更項目

  • Optic ID OFF
  • パスコードOFF
  • コントロールを「頭」に変更
  • ポインタコントロールをON

Optic IDおよびパスコードは、こちらの手順の逆を行うことでOFFにできます。

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コントロールの変更はこちらを参照ください。

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まとめ

Apple Vision Proのファーストインプレッションとしては、高精細なディスプレイとパススルーになりますので、まずは表示が見えればOKです。

操作についても頭でのコントロールとポインタの表示で視覚的にもわかりやすく、初めて体験される方でもすぐに操作が可能になります。

「目の前に白い点が表示されています。頭を動かすとこの点が移動するので、選択したい場所に合わせてタップします。」

と最初に伝えると、大体の操作が可能になります。

タップだけは装着前に説明して練習しておくと、より良いですね。