Apple Vision Pro Tips Advent Calendar 2024の11日目です。
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11日目は、Apple Vision Pro の動作やアプリの記録で利用する、空間写真、空間ビデオについて紹介します。
Apple Vision Proの特長の一つである空間写真と空間ビデオ。前面にある2つのカメラの視差を利用して人の目の用に立体的に環境を記録、再生する機能です。通常の写真と比べて実寸のような形で表示もできるので、本当にそこに人がいるような感覚を得ることができます。
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Apple Vision Pro での撮影、表示
空間写真、空間ビデオの撮影はiPhone 16シリーズとiPhone 15 Pro / Pro Maxでもできます(が、残念ながら立体的な表示はできません)。
撮影方法
上部左のトップボタンを押して空間写真、空間ビデオの撮影モードに移動します。
空間の撮影モードでビデオと写真の切り替えができます。
撮影時にはもう一度トップボタンを押します。
閲覧方法
写真アプリで閲覧します。
左側のタブで「空間」を選択すると、空間写真と空間ビデオのみが表示されます。
空間写真を選択すると、いくつかのボタンがあります。
左上が空間的に表示するかどうか。規定でONになっており、OFFにすると通常の写真と同じ表示になります。
右上は空間モードへの移行です。このボタンを押すと次の画像の画面に遷移します。
右上のボタンを押すと表示される「イマーシブで見る」を押すと、空間モードでの閲覧になります。
空間ビデオの再生や停止、一覧に戻るなどのボタンは、空間ビデオの下部にあります。
通常の写真を空間に変える
Apple Vision Proの写真アプリでは通常の写真を空間写真にすることもできます。
通常の写真を開き、左上のボタンを押すと、空間写真に変換されます。
こちらが、空間写真に変換された写真です。画像だとわかりづらいですが、写真アプリの表示が空間モードに変わっています。
iPhone で空間写真と空間ビデオを撮影する
iPhoneでの空間写真および空間ビデオの撮影方法については、カメラアプリを起動して「空間」モードにするだけです。
写真とビデオの切り替えは空間モード内で行います。これで撮影するだけで、空間写真と空間ビデオになります。
まとめ
空間写真はいままでの写真と比較して、より一体感、より実寸感があります。iPhoneでも撮影ができるので、撮り溜めてみてください。
明日はゲストモードについて書きます。