ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

Apple Vision Pro で画面キャプチャ、画面録画を行う

Apple Vision Pro Tips Advent Calendar 2024の10日目です。

カレンダーの記事一覧はこちら。

10日目は、Apple Vision Pro の動作やアプリの記録で利用する、画面キャプチャ、画面録画する方法について紹介します。

ドキュメント

基本こちらを読めば大丈夫。 support.apple.com

静止画の画面キャプチャ

Apple Visoin Pro上部左右のDigital Crownとトップボタンを同時に押すことで画面のキャプチャができます。

ドキュメントを見ると「Siri、スクリーンショットを撮って」でも撮影できるのですね。いつも両手でボタンを押していたので、今後はSiriも使っていきます。

動画での画面録画

動画での画面録画の手順について説明します。

画面録画の開始

コントロールセンターを開き「ビュー録画」を選択します。3カウントが始まり、録画が開始されます。

画面録画の停止

録画の停止はコントロールセンターまたは、コントロールセンターの詳細にある録画を開始するときにも利用した「ビュー録画」を選択します。

録画が終了すると動画は写真に保存され、それを「開く」か「削除」するか、そのまま「閉じる」か選択ができます。

地味に「削除」を間違えて押すことがあるので注意してください。削除された動画は「写真」アプリの「削除された項目」にあります。

パスワード入力時について

Apple Vision Pro内でパスワードを入力する際には、動画やAirPlayの表示はモザイクがかかって入力が見えないようになっています。

注意点として、iPhoneを併用している場合にiPhoneのFace IDが効かなくなります。この時にパスコードの入力を求められますが、この入力はモザイクがかかりません。パスコードが配信、録画される可能性がありますので注意が必要です。

回避策としては、Apple Vision Proのカメラ範囲外でパスコードを入力する、Apple Watchを併用してFace IDしなくてもロックを解除する。といった方法があります。

まとめ

キャプチャは何かと使うことが多いので覚えておくと良いでしょう。

注意点として、Apple Vision Proでの録画は周囲がボケるようになっています。アプリを開発してストアに登録する際の画像は、周囲がボケていないアセットを使う必要があります。これはReality Compser ProでApple Vision Proに接続して、そちらからキャプチャや録画を行います。

詳しくはこちらを参照してください。

developer.apple.com

明日はApple Vision Pro ならではの、空間フォト、空間ビデオについてです!