Apple Vision Pro Tips Advent Calendar 2024の9日目です。
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9日目は、Apple Vision Pro にMacのディスプレイを表示する Mac仮想ディスプレイ について紹介します。
Mac仮想ディスプレイとは
Mac仮想ディスプレイとは
Apple Vision Pro を、自分専用の持ち運び可能な Mac の 4K ディスプレイとして使用する 機能です。
Mac仮想ディスプレイを利用することで、
- MacのディスプレイをApple Vision Proに表示する
- 4K, ワイド、ウルトラワイド
- Macのキーボード、トラックパッド、マウスなどでApple Vision Proのアプリも含めて操作できる
Mac仮想ディスプレイを使うには、前提として下記の設定を行います(ドキュメントより引用)。
- 同じ Apple Account で両方のデバイスにサインインし、アカウントで 2 ファクタ認証をオンにします。
- 両方のデバイスで iCloud キーチェーンをオンにします。Mac では、「システム設定」>「[ユーザ名]」>「iCloud」>「パスワードとキーチェーン」の順に選択し、「この Mac を同期」をオンにします。Apple Vision Pro では、「設定」>「[ユーザ名]」>「iCloud」>「パスワードとキーチェーン」の順に選択し、「この Apple Vision Pro を同期」をオンにします。
- 両方のデバイスで Wi-Fi と Bluetooth をオンにします。
「パスワードとキーチェーン」は何らかのタイミングでOFFになり自分もハマったので、原因不明で接続ができない場合は念のため確認してみてください。
Mac仮想ディスプレイの接続手順
コントロールセンターの手前の画面から「Mac仮想ディスプレイ」を選択します。
接続が可能なMacの一覧が表示されるので選択します。
Macが仮想ディスプレイとして表示されます。
接続ができない状態の時は次のような画面になります。接続の前提設定を確認してください。
モードと解像度
仮想ディスプレイのモードごとの規定の解像度は次の通りです。解像度は設定からさらに高いものへ変更も可能です。
- 標準: 2560x1440
- ワイド: 3360x1440
- ウルトラワイド: 5120x1440
標準
ワイド
ウルトラワイド
MacのキーボードなどでApple Vision Proのアプリを操作する
Mac仮想ディスプレイの状態では、Macのキーボードやトラックパッドを仮想ディスプレイの領域を超えて利用できます。これによってApple Vision Pro用のアプリの操作も可能になります。
まとめ
Mac仮想ディスプレイを利用することで、職場でも自宅でも移動中でも大きなスクリーンで作業できます。接続中はMacの画面は非表示になるので、覗き込まれる心配もありません。
ちなみに、この記事はこんな感じで書いてますw
明日は「画面キャプチャ、画面録画」の予定です!