Apple Vision Pro Tips Advent Calendar 2024の7日目です。
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7日目は、Apple Vision Pro で見ている映像を他の人も見られるように共有するAirPlayの方法について記載します。
Apple Vision Pro を一人で使う分には不要ですが、他の人にも様子を見てもらう、他の人にも体験してもらう場合、状況を外から知るために Apple Vision Pro で見ている映像を共有したくなります。
ここではその方法をAirPlayを使って実現します。
ちなみに、体験会などでAirPlayしてると、それで満足する人もいますが、共有された映像と装着した体験は全く異なりますので、ちゃんと装着して体験しましょう。
こんな感じ
これはiPhoneにAirPlayした映像のスクリーンショットです。
Apple Vision Proで表示されている映像がそのまま送信されます。
AirPlayの出力先
Apple Vision Pro からAirPlayで共有できるのは下記になります。
- iPhone
- iPad
- Mac
- Apple TV
- Apple Vision Pro
共有先のデバイスから、さらにディスプレイやプロジェクターなどへ接続することで大きな画面で共有することも可能です。
なお、visionOS 2からApple Vision ProでAirPlayを受けられるようになったので、Apple Vision ProからApple Vision ProにAirPlayできるようになるのですが、使い所はわかりませんw
iPhone/iPadの設定
MacとApple TVは基本設定でAirPlayを受けられますが、iPhone/iPadはOSバージョンが17以降で設定で有効にした場合にApple Vision ProのAirPlayのみ受けられます。
設定アプリで「一般 → AirPlayと連携」を開きます。
- 「AirPlayレシーバー」をONにする
- 「AirPlayを許可」を設定
- 「現在のユーザー」の場合は、同一のApple IDのデバイスのみ受けられるようになります
- 「全てのユーザー」の場合は、どのApple IDのデバイスからも受けられるようになります
必要に応じてパスワードの設定も可能です。
Apple Vision Pro からAirPlayで接続する
Apple Vision Pro からAirPlayで接続するには、コントロールセンターから「ビューミラーリング」を選択します。
少し手順があるので、順番に見ていきましょう。
最初の手のひらのメニューアイコンの表示から手の甲に回転させてタップします。
一番左のコントロールセンターをタップします。
下のアイコンになる「ビューミラーリング」を選択します。
AirPlayの接続先を選択します。 接続先がiPhone/iPadでApple IDが異なる場合などはiPhone/iPad側で接続許可やPINの入力を求められる場合があります。
音の出力先が規定でAirPlayの接続先になります。多くの場合、Apple Vision Pro(体験者)側に音を出したいので、出力先を「スピーカー」にすることを忘れずに。
これで選択したデバイスにAirPlayされます。
まとめ
このようにAirPlayで簡単にApple Vision Proの体験映像を他の人にも見てもらうことができます。
明日はファイルの転送「AirDrop」について書きます。