3月、4月くらいからいろいろ本を読み始めました。
主に人、組織、技術の実装あたりです。
最近はHoloLensの土台としてのDXの必要性を感じているのですが、DXは実際には組織論だと考えていて、自分の組織含めて組織の考え方について触れるようにしています。
元々本を読むのは得意ではなかったのですが、Kindleで流し読みを覚えたので、それなりに読めるようになりました。
先日、社内でも自分の考え方として紹介したので、オープンな場でも残しておこうと思います。
読んだ本
未来を実装する
- 作者:馬田隆明
- 発売日: 2021/01/24
- メディア: Kindle版
いままさにHoloLensで未来を実装している最中なので。
電気の社会実装がおもしろかった。
インパクト、アウトカムの考え方について学ぶ。
DXの思考法
「未来を実装する」と一緒に言及されるみたいなので購入。
CX(コーポレート・トランスフォーメーション)、IX(インダストリアル・トランスフォーメーション)あたりに共感。
ここから「両利きの経営」、「(Netflixの)NO RULES」が言及されている。
『DXの思考法』と『未来を実装する』を並べて言及されることが今日2回もあって、なるほどなぁと思いました。https://t.co/xdiJV1qjhy
— Taka Umada 🐴 馬田隆明 (@tumada) 2021年5月14日
ソフトウェア・ファースト
- 作者:及川 卓也
- 発売日: 2019/10/10
- メディア: Kindle版
DXのこの絵のあたりを読みたかったんだけど、ついおもしろくて一通り読んでしまった。
組織作り、ソフトウェアエンジニアのキャリアパスについて参考になった。
自分が考えていることと近いので、参考にしつつ、会社に適用する。
管理ゼロで成果はあがる
管理ゼロで成果はあがる~「見直す・なくす・やめる」で組織を変えよう
- 作者:倉貫 義人
- 発売日: 2019/01/10
- メディア: Kindle版
管理したくないので。
あと、自分の組織の考え方は、勝手に倉貫さんに影響を受けてる。
Hit Refresh
- 作者:サティア・ナデラ,グレッグ・ショー,ジル・トレイシー・ニコルズ
- 発売日: 2017/11/16
- メディア: Kindle版
読んでなかったので。
そういえば、Mixed Reality は AI、量子コンピューターと並んでMicrosoftの次の投資分野だった。
マインドセット:「やればできる!」の研究
- 作者:キャロル・S・ドゥエック
- 発売日: 2016/05/18
- メディア: Kindle版
かわぐちさんに教えてもらって。
常に成長できる意識をもってもらいたい。
ユニコーン企業のひみつ
ユニコーン企業のひみつ ―Spotifyで学んだソフトウェアづくりと働き方
- 作者:Jonathan Rasmusson
- 発売日: 2021/04/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
アジャイルサムライのJonathanさんの本。角谷さんの訳。
組織の在り方、文化の醸成など。
ここから「米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方」と「モチベーション3.0」が言及されている。
米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方
- 作者:L・デビッド・マルケ
- 発売日: 2016/07/01
- メディア: Kindle版
「命じる」から「委ねる」へ。
リーダシップのモデルは確実に変わっていて、それは海軍でも同じ。
モチベーション3.0
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか (講談社+α文庫)
- 作者:ダニエル・ピンク
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: Kindle版
「仕事」を「遊び」に変える
モチベーション3.0の要素 = 自律性 + 熟達 + 目的
会社としては内発的動機付け(「永久内燃機関」と呼んでる)で技術に取り組むことをよしとしている。
ティール組織
ティール組織 ― マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現
- 作者:フレデリック・ラルー,嘉村賢州
- 発売日: 2018/01/24
- メディア: Kindle版
会社をヒエラルキーにするつもりはないので、近いのはティール組織だよねってことで。
アジャイル開発とスクラム 第2版
自分の仕事の考え方、組織の考え方はScrumから来てる。
RSGT 2021の動画などを見てて野中先生の本をいろいろ読んでみた。
ちょうど「ワイズカンパニー」を読み終えたあとだったので、わかりやすかった。
ワイズカンパニー
野中先生の最近の本。
SECIモデルは社内やお客さんへの説明でも活用。暗黙知と形式知の話はシナリオによっては顧客課題の本質。
「コネクティング・ドッツ」はこれでその言葉を知った。
エンジニアのためのデザイン思考入門
アメリカのDXって話で「デザイン思考入門」は馴染みがなかったので。
お客さんとやりたい。
知略の本質 戦史に学ぶ逆転と勝利
自分が「あれもこれも」な性格で、それを「二項動態」という言葉で定義してるので、それでもいい裏付けとして。
知的機動力の本質
- 作者:野中 郁次郎
- 発売日: 2017/05/08
- メディア: 単行本
ホロラボの強みは、この知的機動力が高い(新しい技術をすぐに取り込む)こと。
OODAループは海軍の個人判断の考え方、SECIモデルは組織の知的創造プロセス。
トヨタ生産方式
バイブル的な。
この知識と(少しの)実体験で、だいぶ考え方が変わった。
積んでる本
ユーザー中心組織論〜あなたからはじめる心を動かすモノづくり〜
どこかで見つけた。
ホロラボの仕事はお客さんの希望を実装することなので、お客さん(ユーザー)に寄り添う組織、意識になることが大切だと考えている(もちろん、社内で関わる人も大切というのは前提)
NO RULES(ノー・ルールズ)
NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX (日本経済新聞出版)
- 作者:リード・ヘイスティングス,エリン・メイヤー
- 発売日: 2020/10/22
- メディア: Kindle版
これから読む。
自社に対する考え方はNetflixが近いかも。
学習する組織
- 作者:ピーター・M・センゲ
- 発売日: 2017/06/21
- メディア: Kindle版
なんで買ったかは忘れたけど、積んである。
「学習する組織」入門
「学習する組織」入門 ― 自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践
- 作者:小田理一郎
- 発売日: 2017/06/21
- メディア: Kindle版
社内でオススメされた(それで「学習する組織」を買ってたことを思い出した)
LeanとDevOpsの科学
LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する impress top gearシリーズ
- 作者:Nicole Forsgren Ph.D.,Jez Humble,Gene Kim,武舎広幸,武舎るみ
- 発売日: 2018/11/22
- メディア: Kindle版
読まないとと思いつつ、読んでない。