8/9に行われた「Xtion 2 新製品発表会」に参加、登壇しました www.tekwind.co.jp
スライドはこちら。
Xtion2やOpenNI2、NiTE2の概要と、KinectやRealSenseでの事例です。内容的には数年前のおさらいです。
Xtion2について
2013年にPrimeSenseがAppleに買収されたことで、XtionやOpenNIがクローズされました。その時期からASUSとしてはXtion2のセンサーを探していたそうで、やっと今年製品としてリリースすることができたそうです。
センシング形式はToF、チップはTIを使っています。
流通はは来週あたりから開始されるとのこと。
Xtion2の特長
Kinect v2やRealSenseとの仕様上の性能比較は下記の通りです。
センサー性能的にはKinect v2、サイズ的にはRealSenseに近くなっています。
特長を下記に列挙します。
- OpenNI2が使える
- Depth画像がきれい
- USBバスパワーで動作する
- 軽い、小さい
- ROSがサポートされている
購入にあたっての注意事項も列挙します
- 点群精度が微妙
- 縦対応というのは三脚穴だけの話で自動的にソフトで回転してくれない
- 製品としてNiTE対応版と未対応版の2種類が存在し価格が変わる
- 1PCで複数台Xtion2の制御ができない(Kinect v2と同様)
点群精度についてはかなり微妙な感じがします。。。
発表会でASUSの製品担当の方もいたのでフィードバックしました。せっかくOpenNIを使える環境が復活したので、今後の改善に期待したいです。
データ取得イメージ
Depth画像は、かなりきれいに取れています。
点群については、状況確認中です。
PLYで落としてみた。
— 中村 薫 (@kaorun55) 2017年4月27日
正面から見ると良さそうなんだけど、横からみると波うってる気がする。 pic.twitter.com/KcHmNRvm8L
天井と壁もとってみたけど、やっぱりもう一声欲しいところ。 pic.twitter.com/VvYZNVnWxd
— 中村 薫 (@kaorun55) 2017年4月27日
PCLのビューアーで出してみた(左側はカーテンです) pic.twitter.com/9spYjmbWM2
— 中村 薫 (@kaorun55) 2017年4月27日