9/6(土)に行われた「Blue Line Tokyo」で展示と登壇してきました。
展示は、ポリッドスクリーンとKinect v2を合わせたものです(ほかに短焦点プロジェクター、Unityも使用)。単純なものですが、入り口に場所を作ってもらったこともあって、多くの方に楽しんでもらえました。
今回試したかったことは、次の2つでした。
- ポリッドスクリーンを使うことで、両面からコンテンツを楽しめるかどうか
- 壁やスクリーンの場合、スクリーンに向かってプレイヤーと観客がいる状態になります。ポリッドスクリーンを使うことで、スクリーンの両面からコンテンツが見えるようになり、(1)コンテンツがプレイヤーで隠れることがない、(2)スクリーンに映ったもの自体がコンテンツになる。という仮説を立てていました。結果は上の写真の通りです。
- Depthを使うことで、人数に依存しないKinectコンテンツを作る
- Webカメラなどを使った画像処理とKinectを使ったコンテンツの違いは「プレイヤー人数の制限」と考えています。Kinectを使って、プレイヤー追跡や骨格追跡を行うと、どうしても人数に制限がでます。これによって、誰を追跡するか、順番待ちをさせるのか、というような課題が出てきます。Depthを使うことでこの制限がなくなります(ある意味、もとに戻るだけですが)。今回はDepthでフィルターしたデータの輪郭をとるという簡単なものですが、結構楽しんでもらえました。次はDepthとRGBという違いで、あえてDepthを使う意味は?という話になりますが、それはそれで別の機会に試して見ようと思います。
展示いくつか
「生け花」
いつもお世話になってるantymarkの松波さんのアーカイブ
konashi+Arduinoで動いている「動く服」
ほかにもいろいろな展示がって、とても楽しかったです。
スライドなど
当日のスライドはこちら
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