ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

Structure Sensor のUSBハッカーケーブルが来たのでPCにつないでみました

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Structure Sensor の USBハッカーケーブルと、iPad用のちゃんとしたブラケットが来ました。

センサー付属のケーブルはLightningケーブルのため、iOSデバイスでしか接続/利用できませんでした。

USBハッカーケーブルはUSBなので、他のWindowsMacなど(Androidもかな)に接続して利用できます。Windowsに接続すると「PrimeSense Carmine 1.08x」として認識されます。これはKinect v1やXtionと同等のセンサーになります(Carmine 1.09として買ったセンサーもCarmine 1.08xとして認識されたので、もしかしたらStructure SensorもCarmine 1.09かもです。1.08の場合のDepth認識距離は0.8m-3.5m、1.09の場合のDepth認識距離は0.35m-1.4mになります)。

キャプチャ

Structure SensorをOpenNIで動作させる際には次のPDFを参照してください。Macの場合には変更なしでそのまま、Windowsの場合にはPS1080.iniを編集する必要があります。なお、PS1080.iniはProgram Files以下にあるので、編集する際にはデスクトップなどにコピーして編集後、戻すというのが良いかと思います。

なお、OpenNIのサイトはすでにCloseされているので、バイナリは下記サイトから取得してください(バージョンは2.2.0.33のようです)。

というわけで動かしてみます。OpenNI2の SimpleViewer.exeはカラーカメラを使っているため動きません。SimpleReader.exeでDepthの値を見てみましょう。

キャプチャ

これが動くと、次に気になるのはNiTEですね。結論から言うと動作します。もちろん、WindowsでもMacでも。

ただしNiTEはすでに配布が終了しているので、すでに手持ちの方に限られますが。

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もちろんMacでも動きます

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Structure Sensorの購入

Structure Sensorはサイトから普通に購入できるようになったようです。

センサー、ブラケット、Lightningケーブル、USBハッカーケーブル、Skanect Proのライセンスがついて$499という値段ですが、現在買える唯一のPrimeSenseのセンサーになります。

OpenNIについて

OpenNIについてはネット上を探すか、拙著をご購入くださいませ:-)

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