ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

Leap Motion ファーストインプレッション

今朝 Leap Motion のセットアップサイトが開いていたので、さっそく使ってみました。Windows および Mac 両方で使ってみました。

現状の感想をまとめると

  • デバイスの形状が良い(手元にポンと置ける)
  • Leap Motion の競合になりうるのは SoftKinetic の近距離センサー(iisu SDK および PerC SDK)
  • ざっくり触った感じで Leap と PerC SDK を比べると、 位置の安定感は Leap のほうがよくて、 指を認識し続けるのは PerC のほうがよさそう
  • Leap の方が PC の UI にあわせやすい API 構造なので、アプリを作るのは簡単そう
  • とはいえ、これを使うと何が嬉しいかというといまいちよくわからん
  • 手の認識は2つまでという訳ではない

ハード、ソフト的な制約で気づいたところはこんなとこでしょうか。

  • 指が重なると認識しなくなる
  • 顔を誤認識することがある
  • 2台つないでも2台目は認識しない

インストールが終わるといくつかのアプリがインストールされています。また、最初に Leap センサーを接続した時にはファームウェアの更新が行われます。

最初にインストールされているソフトウェアは次の4つです。

  • コントロールパネル:設定やソフトウェアアップデートなど。タスクトレイにいます。
  • Leap Motion Visualizer:Leap Motion のセンシングデータをキレイに可視化する。コントロールパネルの右クリックメニューから起動する
  • Airspace:Leap Motion アプリケーションのストア。
  • Leap Motion Diagnostics Visualizer :Leap Motion のセンシングデータを可視化する。コントロールパネルの Troubleshooting から起動する。

Airspaceストアにはすでにいくつかのアプリがありますが、 タッチ操作をエミュレートするアプリがわかりやすいでしょう。 Max 版 、 Windows 8 版それぞれあります。 Windows 8 で Advance モードで動かすと、 10点マルチタッチ化できて面白いです。この辺りはタッチ対応した OS の強みですね。

Touchless For Windows は マルチモニタにも対応しています。ということは、 API レベルでこの設定はもっているのでしょうね。

手の認識数ですが、Mac 版の Leap Motion Diagnostics Visualizer  で確認したところ、4つまでは認識しました。 API 的にも上限はなさそうだったので、画角に入ればいくつでも認識できるもののようです。とはいえ、4本の手を認識させると非常に狭いですが。

 

センサーの向きや手の形による認識について、センサーの向き(USBの左右)は特にどちらでもよいようです。問題なく認識しました。位置の精度も良く、ほとんどぶれません。指を開いた状態では問題なく認識しますが、手が重なった状態だと認識が外れます。

センサーを立てにする(手を横から入れる)と認識精度が落ち、けっこう暴れます。

手を丸めてみると認識は外れます。手の位置はとれるようですが