QCon Tokyo 2015 Conference|QCon 東京 2015 カンファレンス
とても素敵な場でした。スタッフの皆さん、スピーカーの皆さん、ありがとうございました!
写真は、急遽Ericさんと和智さんのサイン会が行われたので、DDD本を購入してサインしてもらったものです:-)
エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)
- 作者: エリック・エヴァンス,今関剛,和智右桂,牧野祐子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2011/04/09
- メディア: 大型本
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気づきなど雑感
DDDについて
Eric Evans 氏のセッション。基調講演と夕方の2回
DDDの探求のためにはDDD本の3章と14章を読めばいいことはわかった。
ソフトウェア開発におけるあなたの目標は?
という問いに対して「許容可能なバグのレベルで、リリース可能なストーリーのセットを完成させたい?」という回答が用意されていた。「許容可能なバグのレベル」という表現が初めてだけど、よく考えてみるとリリースの際にはクリティカルではない不具合はお客さんと相談してたなー、なんて思い出して、明文化されることによって腑に落ちた感があった。
ウォーターフォールのように最初に設計することは「プロジェクトの最初の段階では、チームは考えられる最低の無知レベル」でのモデルなので、それがうまく行かないことが多いのも納得だし、「モデルや表現(クラスやDBの名前)の解は一つではなく、用途によって複数の正解がある」というのも納得。
後半戦のレガシーシステムに対してのDDDの適用について、「レガシーをシャットダウンではなく、リファクタで改善する」というのは自分の中で決めきれていない「作り直した方が良いものになるのかどうか?」という問いの一つの答えなのだろう。「作り直し」になった場合に、必ずしも以前より良いものができるとは限らないと、感覚的に分かっていてももやもやした感があったけど、今回の話を聞いて「リファクタで改善する」というのは試す価値があるんだろうと思った。
ちなみに朝と夕方の両方で出た文言。おそらく強調したい部分
Visual Studioについて
長沢さんのセッション。
TFSはMSのデベロッパーたちが自分たちのために作ったもので、MSで実際にやっていることはTFSでできる。
その中で今日一番の発見は、Product Backlogを下記4つの粒度に分けていて、それぞれをリンクさせている。そして、そのリンクはTFSの機能として組み込まれている。
- Pillar:ビジョンや主要テーマ
- Scenario:ユーザーに投資対効果
- Experience:テーマ
- Feature:ユーザーストーリー
ほかにもテスターの評価(一部)として
Twitter の中
Evan Weaver 氏のセッション。
英語はほとんど聞き取れないけど生の声を聞いたほうがいいと思い、通訳は聞かなかった。
案の定内容は分からなかったけど、海のむこうの技術者の雰囲気は分かった。それが収穫。
全体的なメモ
こちらに置いておきます
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