ワークフロー機能のカスタマイズ方法の前に、ワークフローを下図のように可視化する方法を示す。
Trac の下記サイトにワークフロー機能のカスタマイズ方法が記述されているが、その中に気になる一文があった。
http://localhost/trac/SampleProject/wiki/TracWorkflow
ワークフローを作成・編集するのに contrib/workflow/workflow_parser.py が役に立つかもしれません。 contrib/workflow/workflow_parser.py は GraphViz が理解でき、ワークフローを視覚化するための .dot ファイルを作ることができます。
以下に例を示します (インストールパスは環境により異なる場合があります) 。
cd /var/local/trac_devel/contrib/workflow/
sudo ./showworkflow /srv/trac/PlannerSuite/conf/trac.ini
今の環境は Windows なので sudo は使えないため、他の方法を調べてみたらここに載っていた。
というわけで、ワークフローの可視化手順を示す。
環境
Windows XP SP2
Trac Lightning 2.0.0 Beta3( 1.8.x 系でも大丈夫かと思います)
Graphviz のインストール
図示化ワークフローの作成手順
- コマンドプロンプトを開く
- workflow_parser.py のあるフォルダ(通常は C:\TracLight\python-lib\trac\contrib\workflow )に移動する
- python workflow_parser.py C:\TracLight\projects\trac\SampleProject\conf\trac.ini > workflow.dot を入力し実行(ini ファイルは該当プロジェクトのものを指定する)
- dot -T png
workflow.png を入力し実行 - workflow フォルダに workflow.png が生成される
日本語が若干かぶってるけど、まぁいいでしょう。
で、本日のメイン。
ワークフロー機能のカスタマイズに行きましょう☆