ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

ワークフローを可視化する

ワークフロー機能のカスタマイズ方法の前に、ワークフローを下図のように可視化する方法を示す。



Trac の下記サイトにワークフロー機能のカスタマイズ方法が記述されているが、その中に気になる一文があった。
http://localhost/trac/SampleProject/wiki/TracWorkflow

ワークフローを作成・編集するのに contrib/workflow/workflow_parser.py が役に立つかもしれません。 contrib/workflow/workflow_parser.py は GraphViz が理解でき、ワークフローを視覚化するための .dot ファイルを作ることができます。

以下に例を示します (インストールパスは環境により異なる場合があります) 。

cd /var/local/trac_devel/contrib/workflow/
sudo ./showworkflow /srv/trac/PlannerSuite/conf/trac.ini

実行結果は trac.pdf として出力されます。 (trac.ini 同じディレクトリに出力されます。)


今の環境は Windows なので sudo は使えないため、他の方法を調べてみたらここに載っていた。
というわけで、ワークフローの可視化手順を示す。

環境

Windows XP SP2
Trac Lightning 2.0.0 Beta3( 1.8.x 系でも大丈夫かと思います)

Graphviz のインストール

  1. ダウンロードしたインストーラを実行し、指示に従う。
  2. インストールフォルダ(通常は C:\Program Files\Graphviz\bin )を環境変数 PATH に登録

図示化ワークフローの作成手順

  1. コマンドプロンプトを開く
  2. workflow_parser.py のあるフォルダ(通常は C:\TracLight\python-lib\trac\contrib\workflow )に移動する
  3. python workflow_parser.py C:\TracLight\projects\trac\SampleProject\conf\trac.ini > workflow.dot を入力し実行(ini ファイルは該当プロジェクトのものを指定する)
  4. dot -T png workflow.png を入力し実行
  5. workflow フォルダに workflow.png が生成される



日本語が若干かぶってるけど、まぁいいでしょう。


で、本日のメイン。
ワークフロー機能のカスタマイズに行きましょう☆