あっちこっちで自分の Trac 環境を作ってると 仮想PCでもめんどくさくなってきたので、 Trac 自体を USB メモリなどの可搬デバイスに入れて持ち運べるようにした。
参考にしたのは下記サイト。
USBメモリでSubversionとTracを持ち歩く@Second Wave
環境
- Windows XP Pro SP2
- Trac Lightning 1.8.0
- HD-PSG250U2-BK(インストール先)
注意
インストールした PC 以外で動かす場合は、%TRACPATH% を環境変数の PATH に追加した方がよいかも。
既に(TortoiseSVNではなく)Subversion がインストールされた環境で動かそうとすると TracLightning のリポジトリにアクセスするときに Apache が落ちる。
ここにもトラブルシューティングとして載ってるが、環境変数の問題でもないらしい。
インストールされていた Subversion をアンインストールしたら動くようになった。
手順
より便利に使うために、あらかじめ「コントロールパネル」->「管理ツール」->「コンピュータの管理」->「ディスクの管理」でインストールする可搬デバイスのドライブレターを普段使用しないものに変更しておくと良さそう。
- Trac Lightning をダウンロードする
- インストーラを起動し、インストールフォルダを可搬デバイスにする(最後に再起動を促されるが無視する)
- スタートメニューに作成されたTracのショートカットをすべて可搬デバイス上にコピーする
- <インストールフォルダ>\TracLight\apache22\conf\httpd.conf の"Listen"と"ServerName :"の値を任意のポート番号に変更する
- 「コマンドプロンプトから実行」を実行する(ファイアーウォールがうんちゃら、が出たら許可する)
- http://localhost:(ポート番号)にアクセス
これで可搬デバイスを挿して、「コマンドプロンプトから実行」で起動すれば、どのPCでも使用できるようになった。
最近のTrac Lightning はどんどん見た目がきれいになっている。
しかもカレンダーとガントチャートがキレイに表示されるので、インストールの手軽さから redMine から一歩抜きん出たカンジかな。