ブログ@kaorun55

HoloLensやKinectなどのDepthセンサーを中心に書いています。

2014-01-01から1年間の記事一覧

UnityVS改めVisual Studio Tools for Unityが無償で公開されています

先日Microsoftに買収された「UnityVS」が「Visual Studio Tools for Unity」と名前を改めて、公開されています。無償です。 Visual Studio Tools for Unity 1.9 - The Visual Studio Blog - Site Home - MSDN Blogs Visual Studio 2010,2012,2013用がありま…

Kinect for Windows SDK v2.0 でKinectの抜き差しを検出する

Kinect for Windows SDK v2.0入門 目次 Kinectアプリを実運用する際に、センサーがささっているかどうかは非常に重要な問題です。イベントなどでの現地で設置されるものについてアプリが動作しない場合の切り分け、コンシューマー向けにアプリを出すとしてユ…

「Kinect for Windows v2 センサー」がきました

Microsoft Storeで購入した、Kinect for Windows v2 センサー (オープン ベータ)が届きました。深夜に購入した方は次の日に届いたようですが、ちょっと遅かったですね。でも、ちゃんとした製品の箱として届くと、また嬉しいですね:-) Kinect for Windows v2 …

UnityでTHETAの画像をジャイロでグリグリ動かすアプリを作る

タイトル長いですが、Unityを使って、THETAの画像を、iPhoneのジャイロで、グリグリ動かすアプリを作ります。 Unityの環境とiOSのビルド環境があることが前提です(UnityはたぶんFreeで大丈夫だと思います)。もっとよい方法があればレスいただけると嬉しいで…

Kinect for Windows SDK v2.0 で開発する環境を整える(Unity Pro C#編)

Kinect for Windows SDK v2.0入門 目次 Unity Proでアプリケーションを開発する時の手順をまとめます。Kinect for Windows SDK v2.0をインストールしてあることが前提です。 またUnityはProが必要です。Freeでは動作しません。 環境 筆者の環境は次の通りで…

Kinect for Windows SDK v2.0 で赤外線画像を取得する

Kinect for Windows SDK v2.0入門 目次 赤外線画像を取得して表示する方法について解説します。Kinect for Windows v1でも赤外線画像の取得はできましたが、PrimeSense系センサーの仕様で、カラー画像と赤外線画像はどちらかしか使えませんでした。v2ではカ…

「MVA Programming the Kinect for Windows v2 Jump Start」の動画などが公開されています

日本時間で7/16(木)の深夜にMVA(Microsoft Virtual Academy)で行われた、「Programming the Kinect for Windows v2 Jump Start」の動画およびスライドが公開されています。 Programming Kinect for Windows v2 | Channel 9 Programming the Kinect for Windo…

Kinect for Windows SDK v2.0 でBody(関節など)を取得する

Kinect for Windows SDK v2.0入門 目次 Body(関節など)を取得して表示する方法について解説します。Kinect for Windows v1でのSkeletonStreamはBodyとなり、関節だけでなく、関節の向き、手の状態(グー、チョキ、パー)や表情などの検出も行うことができます…

Kinect for Windows SDK v2.0 でBodyIndex(人の検出)を取得する

Kinect for Windows SDK v2.0入門 目次 BodyIndex(人の検出)を取得して表示する方法について解説します。Kinect for Windows v1での人の検出はDepthデータに混ざって取得していましたが、v2では単独のデータとして扱うようになっています。解像度はDepthと同…

Kinect for Windows SDK v2.0 でDepth(距離)データを取得する

Kinect for Windows SDK v2.0入門 目次 続いてDepth(距離)データを取得して表示する方法について解説します。Kinect for Windows v2のDepthデータは512x424の解像度になります。従来では640x480の解像度がありましたが、実際には320x240を引き延ばしていたの…

Kinect for Windows SDK v2.0 でカラー画像を取得する

Kinect for Windows SDK v2.0入門 目次 早速カラー画像を取得して表示する方法について解説します。Kinect for Windows v2のカラー画像は1920x1080の Full HD の解像度になり、従来に比べて非常にきれいになっています。 環境 筆者の環境は次の通りです。 Wi…

Kinect for Windows SDK v2.0 で開発する環境を整える(WindowsストアC#編)

Kinect for Windows SDK v2.0入門 目次 WPFでデスクトップアプリケーションとして開発する時の手順をまとめます。Kinect for Windows SDK v2.0をインストールしてあることが前提です。 環境 筆者の環境は次の通りです。 Windows 8.1 Pro Update1 64bit Visua…

Kinect for Windows SDK v2.0 で開発する環境を整える(C++編)

Kinect for Windows SDK v2.0入門 目次 最初にKinect for Windows SDK v2.0で開発するための環境を作りましょう。Kinect for Windows SDK v2.0をインストールしてあることが前提です。 環境 筆者の環境は次の通りです。 Windows 8.1 Pro Update1 64bit Visua…

Kinect for Windows SDK v2.0 で開発する環境を整える(デスクトップC#編)

Kinect for Windows SDK v2.0入門 目次 WPFでデスクトップアプリケーションとして開発する時の手順をまとめます。Kinect for Windows SDK v2.0をインストールしてあることが前提です。 環境 筆者の環境は次の通りです。 Windows 8.1 Pro Update1 64bit Visua…

「Kinect for Windows SDK 2.0 Public Preview」が公開されています

「Kinect for Windows v2 センサー (オープン ベータ)」に続き、「Kinect for Windows SDK 2.0 Public Preview」がKinect for Window Dev Centerで公開されています Kinect for Window Dev Center Kinect for Windows SDK 2.0 Public Preview Kinect for Win…

「Kinect for Windows v2 センサー (オープン ベータ)」の購入ができるようになりました

Kinect for Windows v2 センサー (オープン ベータ)の購入がMicrosoft Storeでできるようになりました。 Kinect for Windows v2 センサー (オープン ベータ) の購入 - Microsoft Store Japan オンライン ストア 価格は¥19,980(税抜き)、 ¥21,578(税込)とUSの…

TMCN Vol.08でセンサーの話をしてきました

7/10(木)に行われたTMCN Vol.08でセンサーの話をしてきました。Kinect v2、Intel RealSense、Leap Motion v2についてです。今年はいろいろアップデートがあって、大変ですね^^; 当日のスライドです。 TMCN Vol 8 from Kaoru NAKAMURA こちらは8/2(土)に行…

Oculus RiftをUnityちゃん視点にする

環境 Windows 8.1 Pro Update1 Unity Pro 4.5 Visual Studio 2013 Ultimate UnityVS 参考サイト Unity – Scripting API: PlayerPrefs プロジェクト UnitySandbox/ModelView at master · kaorun55/UnitySandbox できること Oculus RiftをUnityちゃんの視点に…

UntiyでWebカメラを使う

UnityではWebCamTextureというWebカメラをテクスチャとして簡単に扱うことができるクラスが用意されています。WebCamTextureをゲームオブジェクトに関連付けることによって簡単にWebカメラの画像を扱うことができます。しかし、そのままでは意図しない表示に…

Depthセンサーの内蔵化がもたらすもの

前記事でDepthセンサー界隈の最近の事情について書きました。 www.naturalsoftware.jp 今回はさまざまなメーカーがDepthセンサーに取り組み、コンピューターに内蔵されることで起こる変化について書いてみます。 Depthセンサーの内蔵化がもたらすもの 現在内…

Depthセンサーの直近の動向についての所感

ここ数日でDepthセンサーに関する新しい発表がいくつかありました。それらを踏まえつつ、向こう1,2年くらいにどうなるかと想像して書いてみようと思います。 大きな流れ まず大きな流れとして世界の名だたる企業がDepthセンサーの活用に取り組んでいます。先…

Unityでパラメータを保存、復元する

アプリケーションをリリースする際の現地調整などで、パラメータを少し変更したい場合があります。UnityではPlayerPrefsクラスを使うことでint、string、floatの保存および復元ができます。 環境 Windows 8.1 Pro Update1 Unity Pro 4.5 Visual Studio 2013 …

Structure Sensor のUSBハッカーケーブルが来たのでPCにつないでみました

Structure Sensor の USBハッカーケーブルと、iPad用のちゃんとしたブラケットが来ました。 センサー付属のケーブルはLightningケーブルのため、iOSデバイスでしか接続/利用できませんでした。 USBハッカーケーブルはUSBなので、他のWindowsやMacなど(Androi…

Leap Motion SDK v2の本を書きました

Leap Motion SDKの本を書きました。もちろんV2対応です。 Leap Motion SDKの本は洋書にV1対応のものがありますが、V2対応は洋書・和書含めて初めてではないかと思います。 詳しい目次は出版社のサイトを参照してください。手指の検出、V2の指骨(指の関節)検…

「Think for NEXT! vol1:intelの最新ゼスチャーセンサー技術ver.」に登壇します

6/29(日)に行われる「Think for NEXT! vol1:intelの最新ゼスチャーセンサー技術ver.」にゲストとして登壇します。イベントの詳細は下記Facebookイベントを参照してください。 「Think for NEXT!」vol1:intelの最新ゼスチャーセンサー技術ver. イベントの…

「GCS2014」に登壇します→しました

7/5(土)に開催されるGame Community Summit 2014(GCS2014)に登壇します。 セッション - Game Community Summit 2014 時間は詳細に決まっていませんが、午後の予定です。 Ocufesとの共同セッションになっており、2枠(講演100分+休憩20分)を次のように分割して…

「エフサミ!!」に登壇します→しました

7/12(土),13(日)に行われるエフサミ!!に登壇します。 エフサミ!! - 福島のITで日本を元気に! 僕の出番は7/12(土)の14:00からでしくみデザインの中村 俊介さんの後ですw また、この日は僕含めてTMCNで4枠いただいており、その1発目です。この4枠でモーショ…

Kinect for Windows v1をUnityで使う

Unityを使うことが増えてきた今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。 主要なDepthセンサーは、ほぼUnity対応が行われており、Kinect SDK v2もUnity対応されることになりました。 Kinect v1については公式なUnityパッケージがないのですが、(おそら…

ユニティちゃんをKinect for Windows v1で動かす

やりたいけど、ありそうでなかったのですよね。思いのほか反響があったので、エントリにしておきます。 なお、コードは1行も書いてません。試行錯誤過程で参照はしましたが。 プロジェクト一式はこちら kaorun55/UnityChan-meet-Kinect このプロジェクトは次…

「第22回 #TFSUG ちぇんわ祭り」を開催しました

6月11日 第22回 #TFSUG ちぇんわ祭り(東京都) 竹林さん本当にありがとうございました。 今回はこの一言に尽きます。。。 竹林さん、長沢さんのエントリもあわせてどうぞ 『第22回 #TFSUG ちぇんわ祭り』に登壇しました 講演依頼に対する私のスタンス(2014年…